【Pixel 3 XL レポート】では、私が「Pixel 3 XL」を使って気づいた点やオススメの設定など、個人の主観を中心とした内容をお送りします。
今回は、2018 年 11 月 16 日より国内版「Pixel 3」「Pixel 3 XL」でも利用できるようになった、デフォルトカメラアプリ「Google カメラ」の新しい撮影モード「夜景モード」のデモ写真の紹介です。比較的都会な場所でも暗闇の多い沖縄で、「夜景モード」を試してみました。
とはいえ沖縄を感じられる写真は特にないです、すいません。
「夜景モード」
そもそもの「夜景モード」は、夜間などお暗所でも明るく撮影できる、HDR+ の進化版のような夜景撮影モードです。
当初は「Pixel 3 / 3 XL」の発表イベント時に明かされていた撮影機能ですが、発売後の提供となりました。また、初代「Pixel」「Pixel XL」から最新の「Pixel 3」「Pixel 3 XL」まで利用することが可能です。
「夜景モード」の特徴は、近距離の被写体に光を当てて撮影するフラッシュ機能とは異なり、背景まで含めて明るく撮影できる点。
実際には一回のシャッターで複数の画像が撮影され、その撮影された画像が合成されて最適な明るさの写真が生成されるという仕組みです。そのため被写体が撮影途中に動いてしまったとしても、動いていない状態の明るい写真が生成されます。
また単に暗い場所の写真を明るく撮ることができるだけでなく、AI による色のバランスを学習する機能なども備わっています。
「夜景モード」を試す
早速、「夜景モード」を試したみます。
「夜景モード」はカメラの撮影モードとして用意されていますが、暗い場所でカメラアプリを起動したときに「夜景モード」の利用を促すポップアップも表示されるので、いちいちタブを切り替えなくても簡単に利用することができます。
今回は、夜景や夜の遊歩道などを撮ってみました。
遊歩道
この遊歩道、夜は街灯がないので肉眼では足元も見えません。そんな中でも「夜景モード」では、一応明るく撮ることができました。
ちょっと胡散臭い感じですけどね。
橋
「夜景モード」の場合、フェンスやコンクリート、ガードレールの白い部分がより際立っている感じ。フラッシュを使って撮影したかのようですね。
屋上
とあるマンションの屋上です。ライトがないので、そのままでは真っ暗。
「夜景モード」では、屋上の様子を撮影することができました。特に何もない屋上です。
夜景
「夜景モード」で特に印象深く撮影できたのが、この夜景です。流石「夜景モード」。なんてことない夜景ですが、温かみのある感じに仕上がりました。
夜の雪景色などを撮ったら、より印象深くなりそうですね。
まとめ
「夜景モード」は、暗い場所でも明るく撮影できる撮影モードです。
その威力は一目瞭然だと思いますが、意識して撮影モードを切り替えないといけないのであれば、せっかくの機能なのに利用頻度は上がらないかと思います。「夜景モード」はそういったことも考慮されていて、「夜景モード」を推奨する場所でカメラを起動したらポップアップで利用を促してくれるので良心的。
これなら活用頻度も上がりそうですよね。「Pixel 3」「Pixel 3 XL」ユーザーは、是非利用してみましょう!