2018 年 10 月 10 日に発表された、Google のメディアライブラリサービス「Google フォト」におけるポートレート写真の “ぼかし調整機能” が、iOS 版「Google フォト」でも最近利用できるようになりました。
「Google フォト」の “ぼかし調整機能” は、Android の場合は Pixel スマートフォンや Motorola 製スマートフォンをはじめとした一部の機種で利用できる機能です。ポートレートモードで撮影した写真のぼかしを、撮影後に調整することができます。
実際には、「Google フォト」で写真を開いて編集アイコンから “奥行き” 部分のスライドバーを動かすことでぼかしの調整が可能。iOS の場合は、「iPhone 7 Plus」などのポートレートモードをサポートしている iPhone で撮影したポートレート写真のぼかしを調整することが可能となりました。ノーマルモードで撮影した写真のぼかしを編集できるわけではありません。
また焦点を当てる部分をタッチすることで、そこを中心に背景をぼかしたり、焦点を定めた状態で矢印アイコンをタッチして “前景ぼかし” のスライドバーを動かすことで、焦点を定めた部分をぼかして背景をはっきりと映るように調整することも可能。
ちなみに Android の場合は前途の通り Pixel スマートフォンなどの一部で “ぼかし調整機能” が利用可能ですが、「Google フォト」の “ぼかし調整機能” をサポートしているスマートフォンで撮影した写真を、同じ Google アカウントでログインしているほかの Android で “ぼかし調整機能” を利用することは可能です。つまり一応ほかの Android でも、「Google フォト」の “ぼかし調整機能” 自体は利用可能となっているわけです。
ただし、iOS ↔ Android の相互的な “ぼかし編集機能” は利用できない模様。iOS の場合は iOS で撮影したポートレート写真のみ、Android の場合は Android で撮影したポートレート写真のみのぼかしを編集することができます。