オンライン観光サービスを展開する日本美食は 2019 年 1 月 25 日、国内外の様々な決済サービスを一括して利用できるスマートフォン用マルチ決済サービス「TakeMe Pay」を、3 月 5 日に正式展開開始すると発表しました。
「TakeMe Pay」
「TakeMe Pay」は、海外系決済の「Alipay」「Wechat Pay」「銀聯」、国内外で展開されている「Visa」「Mastercard」「Apple Pay」、そして国内で展開されている「LINE Pay」「Amazon Pay」「d 払い」「PayPay」などを一括で管理できる、超便利サービスです。
「TakeMe Pay」にそれぞれの決済を紐づけることによって、「TakeMe Pay」経由で各決済を利用することが可能。各決済ごとバーコードや QR コードが生成されるわけではなく、統一された「TakeMe Pay」の QR コードが生成されるので、数あるキャッシュレス決済を 1 つの QR コードで利用することができるようになります。
ユーザーが「TakeMe Pay」を利用する場合は、専用アプリをインストールして各決済を紐づけるのみ。店舗が決済受付用として利用する場合は、ビジネス向けに提供される「TakeMe Pay SDK」を POS レジに導入する必要があります。
とはいえ各決済ごとの決済端末を用意する必要なく、一つの POS レジでキャッシュレス決済の受付ができるようになりわけです。また「TakeMe Pay」は、オンラインショップの決済用としても導入可能。
簡単なコードをプログラミングすることで、EC サイトにおける「TakeMe Pay」のキャッシュレス決済を導入できるようになります。
「TakeMe Pay」がどの程度普及するかにもよりますが、波に乗れれば、ユーザーの悩みでもあった数ある決済事の管理を簡潔にまとめることができる夢のサービスになるでしょう。期待は膨らみますが、スタートダッシュが重要になりそうですね。
とりあえず 3 月 5 日の展開開始を待ちましょう。
Source:日本美食