Google は米国現地時間 2019 年 3 月 13 日、これまでのうわさ通り、次期 Android OS バージョン「Android Q」のベータ版となる「Android Q Beta」を提供開始しました。
昨年の「Android P Beta」では「Essential Phone(PH-1)」をはじめとしたサードパティーメーカーの選ばれた機種でも OTA でベータ OS を利用できたのですが、今年の「Android Q Beta」では現時点で Google の Pixel スマートフォンシリーズのみ対応となっています。もちろん国内モデルの「Pixel 3」「Pixel 3 XL」も対象で、「Pixel 用 Android ベータプログラム」から 1 クリックで端末を登録するたけで、OTA で「Android Q Beta」が配信されます。
- Google:Pixel 用 Android ベータプログラム
ちなみに「Android Q Beta」のアップデートファイルは 1.3GB 程度あるので、Wi-Fi 通信環境でのダウンロードとインストール推奨です。
私の場合、ファイルのデータ量が多いこともあり、アダプタを介してもイーサネット接続(有線接続)でダウンロードを行いました。通信環境にもよりますが、その場合だと 5 分程度でダウンロードが完了し、再起動で即「Android Q Beta」を適用することができましたのでオススメです。
「Android Q Beta」適用後にまず目につくのが、メニュー画面の完全な “ダークモード” 化です。しかも Android 9 Pie までは選択できた端末のテーマ設定が「Android Q Beta」ではなくなり、デフォルトで “ダークモード” が適用されている模様。
この設定は今後復活するかもしれませんが、今のところ “ダークモード” がデフォルトです。
またこの “ダークモード” は、「Google フォト」などの一部の Google アプリでも自動適用されています。若干不安定ではありますが。
このほか変更点や追加点などももちろんありますが、セキュリティやプライバシーの向上、通信の最適化、「Huawei Mate X」などの折りたたみ式フォルダブルデバイスへの公式対応、新たなオーディオコーデック「AV1」のサポートなど、新機能というよりもベース機能の最適化や更新が中心に行われている模様です。
Source:Google
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