Google は 2019 年 3 月 19 日、サンフランシスコで行わせている世界最大のゲーム開発者向けイベント GDC 2019 において、昨年 10 月に「Project Stream」として発表したゲームストリーミングプラットフォームの正式版「Stadia(スタディア)」を発表しました。
「Stadia」は今年後半に、米国やカナダ、欧州で正式展開される予定です。
「Stadia」
「Stadia」は、2018 年 10 月に「Assassin’s Creed Odyssey」をテスト版として米国で限定展開された、Chrome 上で動作するベータ版ゲームストリーミングプラットフォーム「Project Stream」の正式版です。
正式発表された「Stadia」は、「Google アシスタント」ボタンや Chromecast 機能を兼ね備えた専用コントローラー「Stadia Controller」を使用しますが、PC やスマートフォン、タブレットなどで利用でき、様々なハードウェアで利用できる点が特徴。
実際のゲームは、4K@60fps の高解像度で滑らかなグラフィックに対応。このほか、HDR とサラウンドサウンドもサポートします。
「Stadia Controller」には、最大 4K 解像度でプレイ動画を即時にキャプチャできるキャプチャボタンも搭載。また「Stadia」はほかの Google サービスとの連携も考慮されていて、例えば「YouTube(旧 YouTube Gaming)」で公開されているゲームプレイ動画を見ているときに、その画面に設置される “プレイ” ボタンからすぐに「Stadia」でゲームを開始することなども可能となります。
「Stadia」の展開国や時期、料金などの詳細については 2019 年夏に改めて発表される予定です。
Source:Google