先日、iOS 版「Google フォト」で 2018 年末に利用できるようになった、写真に写る被写体やテキストなどの情報を読み取って的確な情報を表示してくれる AI 機能「Google レンズ」が、いつの間にか利用できなくなったことをご報告させていただきましたが、調べていくうちに不思議な状態となっていることが判明したのでご報告させていただきます。
それは、「Google レンズ」の日本語サポートについて。なんと「Google レンズ」がサポートしている言語に、“日本語” の記載がなくなっています。“なくなっている” といっても、以前実際に “日本語” が明記されていたのかはわかりませんが。
ご存知の通り、「Google レンズ」は Android では国内版「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を筆頭に、「Essential Phone」や「BlackBerry KEY2」などといったサードパティーメーカー機種でも現在利用可能です。これは、今のところ変わりません。
なので「Google レンズ」が “日本語” をサポートしていることは当たり前だと、私は認識していました。しかし、Google が公開している「Google レンズ」公式ページやヘルプページでは、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、韓国語の 7 言語のみのサポートと明記されています。
iOS 版「Google フォト」アプリで「Google レンズ」が利用できなくなったのは、この言語の公式サポートによるためだと予想はされますが、だったらなぜ Android ではまだ使えるのでしょうね。Google が公開している日本向け「Google レンズ」公式ページにて、「Google レンズ」が利用できるアプリに Android 版「Google レンズ」と「Google アシスタント」、そして Android と iOS 版の「Google フォト」の記載があるのに、です。
謎。不思議です。
Source:Google レンズ