BlackBerry は 2019 年 4 月 18 日、同社が 2005 年から提供してきたメッセンジャーサービス「BlackBerry メッセンジャー(BBM)」を、5 月 31 日を持ってサービス終了すると発表しました。
「BBM」は「LINE」や「カカオトーク」などと同じように利用できつつ、メッセージの期限付自動削除機能やテキストのコピー制御など、セキュリティに特化したBlackBerry ならではのメッセンジャーサービスです。それがいきなりの終了。驚きを隠せません。
ちなみに「BBM」は、インドネシア国内では一番メジャーなメッセンジャーサービスとなっています。インドネシアでは重大ニュースとなっていることでしょう。
ただし、「BBM」はあくまでもコンシューマー(一般ユーザー)向けサービス。エンタープライズサービスの「BBM エンタープライズ(BBMe)」は、終了しません。
「BBMe」は予てから BlackBerry OS 向けに提供されているので、こちらは継続利用が可能です。また Android 版アプリも同日より Google Play で配信が開始され、iOS 版アプリも近日中に公開される予定です。
「BBMe」はエンタープライズサービスということで基本有料となりますが、初年度は無料で利用でき、それ以降は半年ごとに $2.49 を支払うことで利用することができます。BlackBerry チャンネルやステッカー販売などのカジュアル機能は「BBMe」には実装されていませんが、セキュリティに特化したメッセージのやり取りなどは「BBMe」を通して継続利用することができます。
とはいえ、「BBM」「BBMe」はごく一般的なユーザーにとっては超マイナーサービスであることには変わりないので、「BBM」のサービス終了はさほど大きなニュースではないかもしれませんね。実際、私自身もそこまで使ったことないですし。
「BBM」アプリリンク
Source:BlackBerry