Google は 2019 年 4 月 24 日、WEB 版「Google スプレッドシート」「Google ドキュメント」「Google スライド」に対する新しいオフラインモードを発表しました。
「Google スプレッドシート」「Google ドキュメント」「Google スライド」は現在もオフラインモードを利用して、インターネット接続がない場合でもファイルを編集したりできる機能がすでに提供されています。このオフラインモードは、Chrome ブラウザの拡張機能「Google オフライン ドキュメント」を用いることで実現しています。
今回発表された新しいオフラインモードでは、この「Google オフライン ドキュメント」不要で利用できる新モードです。またファイルごとにオフラインモードの ON / OFF を切り替えることができるようになるほか、利用頻度の高いファイルは自動的にオフラインモードが適用されるようになるなどの、利便性の向上も行われています。
更に「Google ドライブ」から、どのファイルがオフラインモードで利用できるのかもプレビューできるようになります。
WEB 版「Google スプレッドシート」「Google ドキュメント」「Google スライド」のオフラインモードは、元々設定から機能を ON にしておかないと利用することはできません。
既に現在のオフラインモードを ON にしている場合は、新しいオフラインモードが提供されると自動的に利用できるようになります。また新しいオフラインモードが利用できるようになると、「Google ドライブ」画面上部の “?(サポート)” アイコンの左側に、新たなオフラインモードアイコンが表示されます。
WEB 版「Google スプレッドシート」「Google ドキュメント」「Google スライド」の新しいオフラインモードは 4 月 24 日より段階的に提供が拡大されますが、提供拡大には一カ月程度の時間を要する模様です。
Source:Google