先日、“Dev” チャンネルを適用している「Chromebook Tablet CT100」において、キーボード入力限定で「Google アシスタント」が利用できるようになったことをご報告させていただきましたが、2019 年 6 月 1 日に配信された ChromeOS v76.0.3807.0 にて、ついに “OK Google(ねぇ Google)” によるボイスコマンドでの「Google アシスタント」が利用可能になりました。
つまり、Android スマートフォンが「Google Home」などのように “OK Google” もしくは “ねぇ Google” をトリガーとして、Chromebook でも音声による様々な操作が日本語で利用可能になったということです。
また「Chromebook Tablet CT100」や「Chromebook Tab 10」のようなデジタイザ搭載 Chromebook の場合、冒頭画像の通り “タッチペン ツール” 内に “アシスタント” が表示されるので、そこをタッチすることでタッチペンを利用して WEB サイト内の画像をなぞって「Google アシスタント」による画像検索を行うなどの操作もできるようになっています。ミドルスペックだった「Chromebook Tablet CT100」や「Chromebook Tab 10」が、Google の「Pixelbook」や「Pixel Slate」並みに超絶進化したということです。
ただ今回も相変わらず “Stable” チャンネルと “Beta” チャンネルでは未検証なので、もしかしたら同バージョンにアップデートされればそれらのチャンネルでも日本語「Google アシスタント」が利用できるかもしれません。また「Google アシスタント」を利用するにあたって、裏メニュー “Experiments(chrome://flags)” から「Google アシスタント」関連の設定を有効(Enable)にしておく必要があるかも。
興味のある方は、是非 Chromebook で「Google アシスタント」を利用するための事前設定を行い、実際に利用してみてください。