2019 年 6 月 10 日に Google が Android 向けに提供している SMS・MMS クライアントアプリ「メッセージ」が v4.4.076 へとアップデートされ、「Google アシスタント」への質問候補文表示機能が追加されました。
前回「メッセージ」アプリで利用できるようになった「Google アシスタント」では、チャットのやり取りの中で出てきたキーワードを元に提案として「Google アシスタント」が表示され、そこからそのキーワードの詳しい情報を表示したりそのままチャットにその情報を貼り付けることができるようになります。提供終了したメッセンジャーアプリ「Google Allo」でも「Google アシスタント」機能がありましたが、「Google Allo」では “OK Google” を合図として「Google アシスタント」を呼び出す必要があった一方で、「メッセージ」ではチャットの内容を自動で認識し、「Google アシスタント」がキーワードに対する提案を自動表示してくれる点が特徴です。
そして今回追加された「Google アシスタント」の提案機能は、チャット画面の “+(添付アイコン)” から、表示される「Google アシスタント」アイコン横のオプションをタッチすると提案候補文が表示されるので、それをタッチしてチャットに貼り付ける仕様です。
ちなみに「メッセージ」の「Google アシスタント」は、設定の “アシスタントからの返答” にて ON / OFF も可能。ただし今のところ日本語環境では “アシスタントからの返答” 設定が表示されないので、まだ日本語利用はできない模様です。