Google は 2019 年 6 月 10 日、3 月末よりベータ版として提供を開始したメールサービス「Gmail」における動的な会話のやり取りを可能にするダイナミック表示機能「AMP for Email(動的メール)」を、7 月 2 日より一般提供開始すると発表しました。
「AMP for Email」は、現在まだベータ版です。デフォルトでは OFF になっているので、利用するには設定から ON にする必要があり、更に「AMP for Email」受信用ドメインを指定するなどの設定が必要です。また現在は、デスクトップ版「Gmail」でのみ利用可能。
「AMP for Email」
「AMP for Email」は、簡単な挨拶やイベントなどの簡易出欠応答など、動的な会話形式を追加できる新機能です。
アンケート回答フォームを設置したり「Google ドキュメント」のコメントのやり取りをメール上で行うことが出来たりなどを、「Gmail」のスレッド上で行うことが可能。いちいちメール返信などのやり取りを行う必要がなく、送受信メール内で会話のやり取りを行うことができるのですが、会話のやり取りはリアルタイムで反映される仕様です。
ちなみにこの「AMP for Email」、名前の通りフレームワークに AMP を使用しているため、リアルタイムな高速表示となる点が特徴。また「AMP for Email」に対応するのは「Gmail」のほか、サードパティー WEB サービスでも順次利用可能となります。
「Gmail」における「AMP for Email」はまずデスクトップ版で提供が開始されますが、今度スマートフォン版「Gmail」アプリでも利用可能となる予定です。
Source:Google