海外メディア Computerworld が 2019 年 6 月 20 日に、Google が「Pixel Slate」に続く ChromeOS を搭載する 2 つのタブレット型デバイスの開発を開始するも最近になって断念し、キーボード一体型の「Pixelbook」系ラップトップデバイスの開発にシフトしたと伝えました。
Computerworld によると、これらの情報は Google の広報担当者が語った情報とのこと。ただ Google が新型「Pixel Slate」を開発中であったということも、それを断念してラップトップ開発にシフトしたということも、完全な公式発表かというとそういうことでもありません。真意は不明です。
ちなみにラップトップ開発にシフトした理由としては、一応はタブレットとして登場した「Pixel Slate」が大失敗したためとしています。海外では、値段の高さのわりにパフォーマンスが悪いと、かなり酷評されている記事を見かけるので、評価が高くないということは事実なのでしょう。また 2019 年末に、次世代「Pixelbook」が発表される可能性もあるとしています。
この報道があった後に、Google のハードウェア事業トップで Motorola の元 CEO である Rick Osterloh 氏が Twitter にて、“Google はノート PC(ラップトップ)の開発に専念するが、多様な分野の Android タブレットと ChromeOS タブレットの開発をパートナーメーカーと共に進めていく” と、肯定とも否定とも言えないコメントを投稿しています。
「Chromebook Tablet CT100」や「Chromebook Tab 10」など、パフォーマンスは良くなくても低価格で満足できる機種は続々と出ていることは事実ですし、ここに活路を見出してタブレットを改めて盛り上げて欲しいというのが、私個人の意見。
Hey, it's true…Google's HARDWARE team will be solely focused on building laptops moving forward, but make no mistake, Android & Chrome OS teams are 100% committed for the long-run on working with our partners on tablets for all segments of the market (consumer, enterprise, edu)
— Rick Osterloh (@rosterloh) June 20, 2019
Source:Computerworld