Google は 2019 年 7 月 15 日、WEB 広告配信サービス「Google アドセンス」のスマートフォン(Android / iOS)用管理アプリを、年内に廃止すると発表しました。
今回 Google が「Google アドセンス」アプリ廃止を決定した理由は、「Google アドセンス」アプリが使われていないからということではありません。昨今、特にモバイル向けの WEB インターフェースやフレームワークなど、超爆速表示の「AMP(Accelerated Mobile Pages)」や、モバイル WEB アプリ「PWA(Progressive Web Apps)」など、モバイル特化の軽くて速い仕様へと移行してきています。実際「Google アドセンス」ユーザーの 3 分の 1 が、モバイルから「Google アドセンス」にアクセスしているとのこと。
Google はこれを考慮して、「Google アドセンス」を改善されたモバイル WEB インターフェースに移行することを決定し、そしてアプリの廃止も決定しました。モバイル WEB インターフェースを改善するにあたって、投資自体をモバイル WEB インターフェースに集中させるため、アプリが廃止されるわけです。改善された新しいモバイル WEB インターフェース仕様の「Google アドセンス」は、恐らく「PWA」対応で「AMP」仕様の爆速表示となると予想されませす。
「Google アドセンス」アプリの廃止とモバイル WEB インターフェースの改善はこういった背景があるわけですが、その他のコンテンツにおいても、今後 “モバイル WEB インターフェースの改善” がテーマとなるかもいれないですね。ブロガー、アフィリエイターにとっても重要なテーマとなるかと思います。
Source:Google