- 「Nest Hello」が宅配便の検出をサポート
- “置き配” 時に盗難防止に
- “マシンラーニング”
Google は 2019 年 8 月 27 日、スマートホーム “Nest” ブランドより海外で販売しているスマートチャイム「Google Nest Hello Doorbell(Nest Hello)」において、配達荷物の検出機能を新たに追加し、提供を開始しました。
「Nest Hello」は、カメラを搭載しているスマートチャイムです。玄関のチャイムとして設置することで、来訪者通知やインターネットを通してのスマートフォンでの応答、「Google Nest Hub」などの Google スマートディスプレイでの応答などを行うことができます。
「Nest Hello」は以前より来訪者の自動検知機能も実装していて、チャイムのボタンを押す以前からカメラによる来訪者検知が作動し、そしてユーザーに通知する機能を利用することができます。今回新たに追加された配達荷物の検出機能は、宅配便などの荷物を検出し、例えば不在時に玄関先に荷物を置かれるいわゆる “置き配” の場合に、荷物の配達の “置き配” 通知や監視をし続けてくれる機能です。なので、荷物を盗まれたりすることがなくなります。
ちなみに米国では宅配便配達で不在の場合に、特に許可なく玄関先に荷物を置かれることはよくあることなので、そういった際でも盗難を防ぐことが可能。万が一盗難されたとしても、「Nest Hello」のカメラでバッチリ犯人が撮影されるので、警察に届け出ることも簡単ということです。
この「Nest Hello」による配達荷物検出機能は、AI 学習 “マシンラーニング” をもとにして実装されています。日本ではようやくスマートロックが認知されてきている段階なので、スマートチャイムはまだまだ。認知されるには、最低でもあと 1 年くらいはかかるのではないでしょうか。
Source:Google