- 久しぶりの Google「zero-touch」情報
- ドコモと KDDI が新たなパートナーに
- 一般ユーザーにはあまり関係ない話
Google は 2019 年 8 月 28 日、約 2 年前の 2017 年 9 月に発表した Android のエンタープライズ機能「zero-touch」の新しいパートナーを発表しました。
日本における「zero-touch」は当初、国内ではソフトバンクがパートナーとしてラインアップされていましたが、今回の発表では新たに NTT ドコモと KDDI が追加され、これで日本国内 3 キャリアが Google「zero-touch」をサポートするパートナーキャリアとなりました。
「zero-touch」
「zero-touch」は、Android 端末を個別にセットアップすることなく、専用のネットワークにアクセスすることで、キャリアレベルで企業用端末として登録することができるエンタープライズ機能です。
通常業務用デバイスを利用する場合、管理者があらかじめ企業ポリシーや従業員アカウントの設定を行い、その設定を元に従業員がアカウントにログインしたり各設定を行う必要があります。「zero-touch」は通信キャリアから出荷される段階で各設定が行われ、従業員がいちいち設定を行うことなくすぐに業務用スマートフォンを利用できるようになる点が特徴です。
そのため「zero-touch」は、米国の Verizon をはじめとしたキャリアパートナーの機種において利用することが可能。例えば、Verizon 版の「Pixel」などです。
また Samsung、Huawei、Sony Mobile、LG、HMD Global、BlackBerry、HTC、Motorola、Honeywell、Zebra、Sonim などのメーカー製デバイスも、順次「zero-touch」をサポートするメーカーとして、当初発表されていました。
国内では当初ソフトバンクんおみがパートナー企業に
「zero-touch」は、各国のキャリアを通して提供されています。日本国内におけるパートナーとして当初、ソフトバンクのみでした。
しかし今後は、国内 3 キャリアを通して「zero-touch」が提供されます。一般ユーザーにはあまり関係ない話ですけどね。
Source:Google