- Android「Gboard」に音声入力が統合
- 「Google」アプリ v10.53.3.21.arm64 にて
- ベータ版のみかも
Android 向けの検索アプリ「Google」に対して、2019 年 8 月 31 日に v10.53.3.21.arm64 アップデートが配信されました。
Google 公式の新機能発表などは特にないのですが、この「Google」アプリのアップデートにより、文字入力アプリ「Gboard」にて新たな UI 適用が確認されたのでご紹介させていただきます。当ブログで確認した「Gboard」の新たな UI は、音声入力時の UI です。
これまで「Gboard」で音声入力を利用する際、キーボード右上のマイクアイコンをタッチすると音声入力モードに切り替わる仕様だったのですが、これが新たな UI では文字入力キーボード画面のまま、音声入力をすることができるようになっていました。文字で説明するとややこしい内容ですが、要は、これまでは音声入力モードとキーボードモードを切り替える必要があったのが、キーボードモードのまま音声入力もできるようになったということです。
音声入力をよく利用されるユーザーはこの部分がこれまでストレスだったと思いますが、そのストレスが今回なくなりました。私個人的にも大ニュースです。
ちなみに、文字入力アプリで音声入力を利用するには、入力設定で「Google 音声入力」を ON にしておく必要があります。これは、「Google 日本語入力」アプリや「Gboard」アプリも例外ではありません。
しかし今回の「Google」アプリ v10.53.3.21.arm64 にて、「Gboard」アプリについてはこれが必須ではなくなった模様。「Google 音声入力」を OFF にしていても、音声入力を利用することができました。
つまり、「Google」アプリを v10.53.3.21.arm64 にアップデートすることで、「Gboard」アプリに「Google 音声入力」が統合されたというわけです。「Google」なのか「Gboard」なのか「Google 音声入力」なのかよくわからないかと思いますが、とにかく、「Google」アプリと「Gboard」アプリを最新版にアップデートしておけば、この UI になるかと思われます。
ベータ版のみに対するテスト配信の可能性も、無きにしもあらずですが。気になる方は、お手元の Android で確認してみてください。