- 「三井住友カード」が 30 年ぶりのカードデザイン一新を発表
- 「Visa のタッチ決済」もサポートへ(Visa カードのみ)
- 2020 年 2 月 3 日より発行開始
三井住友カード株式会社は 2020 年 1 月 15 日、同社が発行するクレジットカードブランド「三井住友カード」を、2020 年 2 月 3 日発行分より 30 年ぶりにデザインを一新すると発表しました。
「三井住友カード」は単にデザインが一新されるだけでなく、これからのキャッシュレス決済を見据えたデザインと機能の採用が目玉となっています。デザインについては、日本初のカード番号裏面表記などが注目点です。
機能については、Visa ブランドの「三井住友カード」の場合、全てのカードに NFC を利用するキャッシュレス決済機能の「Visa のタッチ決済」が付属します。
気になるのは、「Google Pay」「Apple Pay」への登録についてですよね。しかし今回、この辺については詳しく言及されていません。
Apple Pay や Google Pay などのモバイル決済 サービスに登録することで、実店舗でのお買い物も可能となります。
現在「三井住友カード」では NTT ドコモが提供するキャッシュレス決済「iD」を利用することが可能。なので「iD」を利用できる「三井住友カード」は、「Google Pay」「Apple Pay」に登録してモバイルキャッシュレス決済を利用することができます。「iD」はそのまま継続利用可能となるでしょう。
ここに新たに「Visa のタッチ決済」が加わるわけです。「Visa のタッチ決済」といえば 2019 年 11 月より、NFC を利用する国内「Google Pay」が初めてサポートしました。
とはいえ「Visa のタッチ決済」は今のところソニー銀行や三菱 UFJ 銀行などの 6 銀行が発行する、「Visa のタッチ決済」対応の Visa デビットカードのみです。三井住友銀行が発行する Visa デビット対応キャッシュカードは、まだラインアップされていません。
ちなみに三井住友銀行が発行する Visa デビット対応キャッシュカードは、すでに「Visa のタッチ決済」をサポートしています。
今回の一新はクレジットカードの「三井住友カード」の話なので三井住友銀行が発行する Visa デビット対応キャッシュカードとは別の話ですが、2 月 3 日までに何らかの新規対応や発表があるかもしれませんね。
Source:三井住友カード