- BlackBerry が 2020 年 8 月 31 日で既存スマートフォンの販売終了を発表
- TCL が新型 BlackBerry スマートフォンを設計、製造、販売する権利が終了
- 既存モデルのサポートは 2022 年 8 月 31 日まで継続
悲報です。
BlackBerry は 2020 年 2 月 3 日、既存スマートフォンの販売を 2020 年 8 月 31 日をもって終了すると発表しました。
BlackBerry スマートフォンは、2016 年 12 月に TCL が取得した BlackBerry ブランドのスマートフォンを設計、製造、販売する権利によって守られてきたのですが、これが 8 月 31 日で終了します。すでに TCL は、新型 BlackBerry スマートフォンの開発権利がなくなった模様です。
TCL の開発した BlackBerry ブランドのスマートフォンは、「BlackBerry DTEK50」が第一弾で、その後「BlackBerry DTEK60」「BlackBerry KEYone」「BlackBerry Motion」「BlackBerry KEY2」「BlackBerry KEY2 LE」が登場しました。日本でも「BlackBerry KEYone」「BlackBerry KEY2」「BlackBerry KEY2 LE」が発売されたことは、記憶に新しいですね。
2016 年、BlackBerry は自社製スマートフォンの開発や製造から手を引き、TCL が、BlackBerry ブランドのスマートフォン開発、製造、販売権利を取得しました。※インドネシアメーカーの BB Merah Putih も取得しています
TCL の BlackBerry 販売権利が 2020 年 8 月 31 日で終了するわけですが、これで BlackBerry スマートフォンが完全に終了してしまうのか、それとも新たなメーカーが BlackBerry スマートフォンの販売権利を取得するのか、今はまだわかりません。
とりあえず、既存の BlackBerry スマートフォンは終了です。
ちなみに、既存の BlackBerry スマートフォンのサポート自体は、2022 年 8 月 31 日まで継続します。なのでまだ「BlackBerry KEY2」「BlackBerry KEY2 LE」が Android 9.0 や Android 10 になる可能性はあるかも。
— BlackBerry Mobile (@BBMobile) February 3, 2020
「BlackBerry、2020年8月末で既存スマートフォンの販売を終了へ」への1件のフィードバック