- 「楽天モバイル」、「Rakuten Link コミュニケーションサービス利用規約」の変更予定を発表
- 第 7 条(禁止事項)の 21 項の内容を変更へ
- 2023 年 6 月に施行される「消費者契約法」の改正に伴う利用規約変更
楽天は 2023 年 4 月 24 日(月)、MNO サービス「楽天モバイル」に付帯するスーパーコミュニケーションサービス「Rakuten Link」における利用規約(Rakuten Link コミュニケーションサービス利用規約)の変更を発表しました。
今回の「Rakuten Link コミュニケーションサービス利用規約」変更は、2023 年 6 月 1 日(木)から施行される「消費者契約法」の改正に伴う利用規約変更です。具体的には、「Rakuten Link コミュニケーションサービス利用規約」第 7 条(禁止事項)21 項の元々の内容「その他当社が禁止し、又は不適切と判断する行為」が、「その他前各号に準ずる違反行為で、当社が禁止し、又は不適切と合理的に判断できる行為」へと変更されます。
一見あまり変わっていないようにも思えますが、新たに「合理的」という言葉が加わった点がポイント。万が一、禁止事項に該当する可能性の高い行為がユーザーによって行われた場合に、その是非を判断しやすくするために「合理的」という言葉が加わったものと予想されます。
ちなみに「Rakuten Link コミュニケーションサービス利用規約」の変更は、2023 年 5 月 24 日(水)からの適用です。
2023 年 6 月 1 日(木)から施行される「消費者契約法」の改正では、消費者に有利な契約取消権の追加と、事業者側に課せられる努力義務の内容が追加されます。単純に、契約時の説明と異なる虚偽に近い内容が合った場合に、契約締結後でも消費者が契約を取り消すことができるようになります。
また事業者側は、契約内容はもちろん、解約料の説明や免責事項の明確化など、双方に誤認がないようしっかりと説明することが義務付けられます。ちなみに今回の「消費者契約法」改正は、2023 年 1 月に施行された霊感商法などからの被害救済拡充策のための「消費者契約法」改正を、より確実なものにするための追加改正です。
Source:楽天モバイル