- Wear OS 最新システムバージョン「H-MR2」ではセットアップ高速化など改善多数
- パフォーマンスの改善とアプリの起動時間最大 20% 短縮、バッテリー消費量も低減
- まず「Suunto 7」がアップデート対象でその他は今後数ヶ月以内に順次
先日、フィットネストラッキングウォッチメーカー大手の Suunto 初の Wear OS ウォッチ「Suunto 7」に対し、最新のシステムバージョン「H-MR2」アップデートが配信開始されましたが、この「H-MR2」へのシステムアップデートは 2020 年 8 月中旬に Google より正式発表された Wear OS に対するメジャーアップデートであることが、Google 公式の Wear OS コミュニティーにて明らかとなりました。
8 月中旬の発表では、パフォーマンスの改善とアプリの起動時間最大 20% 短縮、Wear OS 用新型プロセッサ「Snapdragon Wear 4100」「Snapdragon Wear 4100+」への最適化、「天気情報」アプリのリニューアルを含むメジャーアップデートが、今秋配信予定と発表されていました。この事前発表されていた内容は、どうやらシステムバージョン「H-MR2」へのアップデートだった模様です。
Wear OS システムバージョン「H-MR2」ではこのほかに、Wear OS のセットアップ時の母艦スマートフォンとのペアリングプロセスが改善され、より高速にセットアップを行うこともできるようになっている模様です。Wear OS のセットアップは、何気に時間がかかっていて若干面倒だったので、これが高速化されるのは良いですね。
「Suunto 7」以外のメーカー製 Wear OS ウォッチのシステムバージョン「H-MR2」アップデートは、今後数ヶ月以内に順次提供されるとのこと。さすがアップデート内容が豊富なので、実際にアップデートが配信開始されるときは、各メーカーから事前にアナウンスがあると予想されます。
Source:Google