- 「Google マップ」の[ライブビュー]に複数の新機能が追加へ
- ランドマーク名表示や[徒歩ナビゲーション]以外からのアクセスが可能に
- 現在地共有[ライブビュー]は iOS と Pixel 以外の Android にも提供へ
Google は 2020 年 10 月 1 日、地図サービス「Google マップ」の AR ナビゲーション機能[ライブビュー]に、複数の新機能を追加すると発表しました。
[ライブビュー]の新機能は、今後数週間以内に提供が開始され、対象機種にて利用できるようになる予定です。
ランドマーク名表示
「Google マップ」の AR ナビゲーション機能[ライブビュー]利用中に、ランドマーク名も表示されるようになります。
ランドマーク名が表示されることにより、より現在地の把握と、目的地に向けた正確なナビゲーションを利用することが可能です。
また[ライブビュー]のランドマーク名表示は、日本では東京、大阪、京都の 3 都市で利用できるようになります。このほかアムステルダム、バンコク、バルセロナ、ベルリン、ブダペスト、ドバイ、フィレンツェ、イスタンブール、クアラルンプール、ロンドン、ロサンゼルス、マドリード、ミラノ、ミュンヘン、ニューヨーク、パリ、プラハ、ローマ、サンフランシスコ、シドニー、ウィーンでも利用できるようになります。
[徒歩ナビゲーション]以外からアクセスが可能に
「Google マップ」の AR ナビゲーション機能[ライブビュー]は、これまでの[徒歩ナビゲーション]以外からもアクセスできるようになります。
詳しくは、徒歩、自動車、自転車、交通機関など、複数の手段を用いたマルチナビゲーション利用時でも、徒歩を利用する移動時に[ライブビュー]表示をして、例えば駅に向けてや駅を降りてからの徒歩移動をサポートしてくれます。
[現在地共有ライブビュー]が Android と iOS にも提供へ
2020 年 8 月 20 日に国内発売された新型スマートフォン「Pixel 4a」などの Pixel スマートフォンでは、[現在地共有]利用時の[ライブビュー]が、新たに提供されています。
その[現在地共有]利用時の[ライブビュー]が、Pixel 以外の Android と iOS にも提供されます。ただし[現在地共有]利用時の[ライブビュー]は、Google の AR プロジェクト「ARCore」改め「Google Play 開発者サービス(AR)」と「ARKit」に対応する機種にて利用できるようになります。
[ライブビュー]のピン表示が正確に
「Google マップ」の AR ナビゲーション機能[ライブビュー]の機能強化として、目的地に表示されるピンの場所がより正確になるよう改善されます。
これは[ライブビュー]の基盤となるテクノロジー「グローバルローカリゼーション」を改善することで実現する内容で、機械学習により地形把握機能を正確化し、例えば標高を考慮したピン表示が実現します。
Source:Google