- 「Google マップ」でスポットのリアルタイムな混雑状況をマップ上で確認可能に
- これまではスポットを検索することで混雑状況を確認する仕様
- [ライブ ビュー]でも混雑状況を表示
Google は 2020 年 10 月 15 日、地図サービス「Google マップ」に新たに提供する新機能を発表しました。
発表された新機能は、主に「三密」を事前に避けることがでできるなど、「新型コロナウイルス(COVID-19)」を考慮した新機能。その内容は、マップ上でスポットのリアルタイムな混雑状況を確認できる機能と[ライブ ビュー]でスポットのリアルタイムな混雑状況を確認できる機能、そしてスポットのマスク着用や検温などの「新型コロナウイルス(COVID-19)」に対する対応状況を設定、もしくは投稿できる機能です。
マップ上でスポットのリアルタイムな混雑状況を確認
「Google マップ」では現在、レストランなどのスポットを検索した場合に、そのスポットの混雑状況や混雑する時間帯を確認する機能が提供されています。
しかし今後、スポットを検索しなくても、表示しているマップ上にあるスポットのリアルタイムな混雑状況を確認することができるようになります。これにより、今いる場所から近いスポットや、今すぐ行きたいスポットのリアルタイムな混雑状況を確認し、「三密」を避けるための手助けをしてくれます。
[ライブ ビュー]でスポットのリアルタイムな混雑状況を確認
「Google マップ」アプリに実装されている[ライブ ビュー]は、拡張現実「Augmented Reality(AR)」を利用する、徒歩ナビゲーションや[現在地共有]活用機能です。
また現在は、[ライブ ビュー]利用時にランドマーク表示機能なども提供されています。
そして今後、この[ライブ ビュー]でも、スポットのリアルタイムな混雑状況を確認することができるようになります。今すぐ行きたいスポットの混雑状況を確認するのに役立ちますね。
「新型コロナウイルス(COVID-19)」対応状況設定
今の時代、レストランなどのお店は特に、「新型コロナウイルス(COVID-19)」対策のために店先に消毒液や検温のための体温計を用意したり、マスク着用を促したりと、様々な努力をされています。
しかし、来店客によるマスク未着用がトラブルになったりと、日々ニュースをにぎわせていますよね。そんな無用なトラブルを避けるための手助けとなる機能が、「Google マップ」および「Google マイビジネス」に実装されます。
「Google マップ」では以前より、そのスポットの開店時間や閉店日などユーザーによる投稿、もしくはスポットオーナー自ら設定することができるのですが、ここにそのスポットのマスク着用や消毒液、検温の実施状況など、「新型コロナウイルス(COVID-19)」対策状況の項目が追加されます。事前にスポットの「新型コロナウイルス(COVID-19)」への対策が確認できるようになるわけです。
Source:Google