- Mobvoi、新型 Wear OS ウォッチ「TicWatch Pro S」発表
- 「Ticwatch Pro 2020」ベースの Snapdragon Wear 2100 プロセッサ搭載モデル
- 米国も Mobvoi 公式や Amazon.com で本体価格 $259.99 で発売
Google も出資している中国メーカー Mobvoi は 2021 年 3 月 9 日、新型 Wear OS ウォッチ「TicWatch Pro S」を発表し、米国と英国で発売しました。
「TicWatch Pro S」の本体価格は $259.99 で、米国の Mobvoi 公式や Amazon.com で販売されています。Amazon からは直輸入も可能です。
Meet the TicWatch Pro S — your favourite TicWatch Pro 2020, now upgraded with VO2 Max, TicExercise 3.0, TicSleep 2.0, pool-swimming suitable, TicBreathe, TicHearing and Voice Memo. Learn more: https://t.co/4ofCWDNCpu
*US, UK and EU Only pic.twitter.com/Iiz2ZCt6lm— Mobvoi_Official (@Mobvoi_Official) March 9, 2021
「TicWatch Pro S」
「TicWatch Pro S」は、2020 年 4 月に日本国内でも発売された、Snapdragon Wear 2100 プロセッサ + 1GB RAM を搭載する「Ticwatch Pro 2020」をベースにしたリニューアルモデルです。
なんとプロセッサも Snapdragon Wear 2100 のままとなっています。Snapdragon Wear 3100 プロセッサですらありません。
基本的なデザインやディスプレイ仕様は「Ticwatch Pro 2020」と同じく、通常のカラー OLED ディスプレイとモノクロ TN STN LCD 液晶セカンドディスプレイ搭載の 1.39 インチ(400 × 400)仕様。モノクロディスプレイを活用した超低消費電力モード「Essential Mode」もサポートしています。
本体左サイドに搭載されている物理ボタンは「Ticwatch Pro 2020」と同じく上部にパワーボタン、下部にカスタムボタンの 2 ボタン仕様。
このほか「TicWatch Pro S」の主要スペックは、1GB RAM、4GB 内部ストレージ、415mAh バッテリーを搭載。IP68 規格の防水防塵対応ですが、「Ticwatch Pro 2020」で採用された米国国防総省が制定する軍事規格「MIL-STD-810G」の耐衝撃性能は省かれています。
ただし、フィットネスログアプリ「TicExercise v3.0」や睡眠計測アプリ「TicSleep v2.0」、呼吸トレーニングアプリ「TicBreathe」、環境ノイズ計測アプリ「TicHearing」の最新バージョンを初期搭載し、心拍数やストレス値、そして最大酸素摂取量「VO2 Max」を計測できるなど、トレーニングサポートや健康維持が重視された多機能仕様となっています。
このほか NFC 仕様の「Google Pay」と、心拍センサーもサポート。サイズも「Ticwatch Pro 2020」と同じく 45 × 12 mm。カラーバリエーションは “Black(ブラック)” と “Silver(シルバー)” の 2 色展開です。
主要スペック
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