- 「楽天モバイル」の規約(契約約款)変更発表
- 1 回線目が 180 日間未使用の場合は「楽天モバイル」側で利用停止が可能に
- 2021 年 7 月 1 日から適用開始
楽天は 2021 年 6 月 1 日、同社の MNO サービス「楽天モバイル」における規約(契約約款)変更を発表しました。
今回の「楽天モバイル」契約約款変更では、[楽天モバイル通信サービス契約約款第 35 条]および[楽天モバイル通信サービス(5G)契約約款第 42 条]の[利用停止]項目において、“当社の別途指定する 1 の回線が、連続する 180 日間において、全く使用されていない場合” が新たに追加されています。
要は、月間モバイルデータ通信使用量が 1GB 未満の場合は基本料金がタダとなる 2021 年 4 月 1 日提供開始のプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の 1 回線目において 180 日未使用だった場合に、「楽天モバイル」側で利用停止措置を行うことができるという内容です。
ちなみに “全く使用されていない場合” が、Wi-Fi 運用でモバイルネットワーク通信を全く使用していないことを指すのかなど、どこまでを指すのかは不明確。つまり、「楽天モバイル」側の裁量で、無理やり判断されてしまう可能性もあります。
とはいえそれまでは “楽天グループの提供するサービスに関する契約約款等に違反した場合” のみだったので、利用停止措置条件の一つが明確化されたという見方もありますね。
今回発表された「楽天モバイル」の契約約款変更は、2021 年 7 月 1 日から適用されます。「Rakuten UN-LIMIT VI」をとりあえず契約しつつも未使用のまま眠らせてしまっているユーザーなど、十分に注意してください。
Source:楽天モバイル