- Google、Android 用「Voice Access」アプリの改善発表
- ユーザーが画面を見ているときのみ「Voice Access」操作が有効になる視線検出機能とパスワード入力欄が検出されるとパスワード入力モードに切り替わる新機能提供へ
- ただし「Voice Access」アプリはまだ英語のみ対応
Google は 2021 年 6 月 15 日、Android に提供する 6 つの新機能を発表しました。
そしてその Google 発表の中で、Android を声のみで制御できる Google 公式のユーザー補助アプリ「Voice Access」の改善が発表されました。
Android「Voice Access」アプリは、ディスプレイタッチ操作などが困難なユーザー向けに提供されている、声で Android を操作できる補助アプリです。ただし「Voice Access」アプリは、現在は英語のみの公式サポートとなっています。
今回 Google より発表された「Voice Access」アプリの改善では、ユーザーが画面を見ているときのみ「Voice Access」操作が有効になるベータ版の視線検出機能の提供と、パスワード入力欄が検出されると自動で文字、数字、記号の入力モードに切り替わる新機能の提供が発表されました。
特に視線検出機能では、ユーザーが画面を見ているときのみ「Voice Access」操作が有効になるため、例えば人と会話していて視線が Android デバイスから反れている際に「Voice Access」操作が誤作動する心配がなくなります。つまり、これまでよりもより的確に「Voice Access」操作ができるようになるわけです。
アプリリンク
- Android
- [appbox googleplay com.google.android.apps.accessibility.voiceaccess]
Source:Google