- なんと Google Pixel スマートフォン向け交通事故検出「自動車事故検出」が日本国内提供開始
- 交通事故に遭った際に自動で緊急通報[119(消防)]に電話 & 位置情報を伝えてくれるセーフティ機能
- 「緊急情報サービス」アプリの機能の一つで当初は米国や英国など海外で展開
2021 年 6 月の Google Pixel スマートフォン向け新機能「Feature Drop」にて残念ながら日本国内提供は見送られていた待望の新機能が、2021 年 8 月についに日本国内解禁です。
Google は 2021 年 8 月 17 日、廉価版 Google Pixel スマートフォン「Pixel 5a(5G)」や廉価版「Google アシスタント」サポート Bluetooth イヤホン「Pixel Buds A-Series」の国内投入と共に、これまで米国や英国などの海外で展開されてきた「緊急情報サービス」アプリの機能の一つ「自動車事故検出」を、日本国内で提供開始すると発表しました。
「緊急情報サービス」アプリの「自動車事故検出」は、国内版「Pixel 3」以降の Google Pixel スマートフォンに対応しています。またすでに、最新版の「緊急情報サービス」アプリにて、「自動車事故検出」を利用可能です。
Google Pixel「自動車事故検出」
国内版 Google Pixel スマートフォン(Pixel 3 以降)にプリインストールされている「緊急情報サービス」アプリの「自動車事故検出」は、ユーザーが重大な交通事故に遭った際に、自動で緊急通報[119(消防)]に電話 & 位置情報を伝えてくれるセーフティ機能です。
万が一交通事故に遭った際に、Google Pixel スマートフォンの位置情報やモーション センサー、そのほか周囲の音情報などを基に交通事故が自動検出され、「緊急情報サービス」アプリの「自動車事故検出」が[自動車事故を検出しました]としてアラーム音 & バイブレーションと共に起動します。そしてまず、「自動車事故検出」の起動自体が正しいかどうかの確認が行われます。
次に “緊急” と言うか、もしくは気絶などで応答ができなかった場合に、自動で緊急通報[119(消防)]に電話発信され、そして位置情報まで伝えてくれます。つまり「自動車事故検出」は、万が一交通事故で気絶してしまっていたり、そのほかの事由で応答できない場合でも、即座に緊急通報を行ってくれて最悪の事態を防いでくれるセーフティ機能ということです。
ちなみに「自動車事故検出」起動時に “私は大丈夫です” などと言うことで、「自動車事故検出」がそのまま終了します。誤起動の場合に活用しましょう。
「自動車事故検出」デモ「緊急情報サービス」アプリの「自動車事故検出」を利用するには、事前に SIM もしくは eSIM が追加 or 登録されていて、「緊急情報サービス」アプリにて位置情報やマイク、身体活動の権限も ON になっている必要があります。
「緊急情報サービス」アプリから「自動車事故検出」を ON にする際に、必要条件や権限付与などの説明や事前設定などが行われ、またデモ動作も試すことができるので、まずは「緊急情報サービス」アプリを開いて「自動車事故検出」の項目を確認してみてください。
ちなみに「緊急情報サービス」アプリの「自動車事故検出」は、「緊急情報サービス」アプリを閉じている状態でも、Google Pixel スマートフォンの電源が入ってさえいれば動作します。万が一のことも考慮して、なるべく「自動車事故検出」を ON にするようにしましょう。
「緊急情報サービス」アプリリンク
Source:Google
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