- Google、Android タブレット、フォルダブルスマートフォン、ChromeOS など大画面デバイス向け次世代 OS「Android 12L」発表
- 「Android 12」の基本機能を基に大画面向けに再設計された OS
- 2022 年はじめに Android タブレット「Lenovo P12 Pro」など向けに開発者プレビュー「12L Developer Preview」公開予定
Google は 2021 年 10 月 27 日、まずは Google Pixel スマートフォン向けに先行リリースしている次世代 Android OS「Android 12」の、Android タブレット、フォルダブルスマートフォン、ChromeOS など大画面向け OS「Android 12L」を発表しました。
「Android 12L」は今のところ、開発者向けツール Android Studio 上で動作するエミューレーターとして公開されています。2022 年はじめには、Android タブレット「Lenovo P12 Pro」などに向けて、開発者プレビュー「12L Developer Preview」も公開される予定です。
というか Google、「Android 12」では Android スマートフォンとフォルダブルスマートフォン以上の大画面デバイスで、OS を分岐する方針なんですね。吉と出るか凶と出るか。
「Android 12L」
「Android 12L」は、「Android 12」の基本機能を基に、大画面向けに UI などが再設計された OS です。
大画面向け OS ということで、特にマルチタスクがより強力に、そして直感的に進化。例えばタスクバーに配置されているアプリアイコンをドラッグ & ドロップするだけ分割画面モードを利用できるなど、アプリの切り替えから分割表示まで、利便性が大幅に向上しています。
また、デフォルトアプリのそもそもの見映えも改良。サードパティーメーカーによるアプリカスタマイズ性も向上しています。
「Android 12L」はまず、開発者向けツール Android Studio 上で動作するエミューレーターとして公開されています。また、2022 年はじめに Android タブレット「Lenovo P12 Pro」などに向けて、開発者プレビュー「12L Developer Preview」も公開される予定です。
このほか「Android 12L」は、「Pixel 4」以降の Google Pixel スマートフォンにて「Android ベータプログラム」に登録している「Pixel 4」以降の Google Pixel スマートフォンに、「Android 12L Beta 1」が「Over the Air(OTA)」にて配信される予定となっています。残念ながら「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」は除外されました。
Source:Google