- Google、「Android ベータプログラム」登録済 Google Pixel スマートフォンに対してベータ版「Android 12L」提供開始
- 「Android ベータプログラム」に登録している場合は「OTA」でアップデートが配信
- 「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」はまだ「Android ベータプログラム」に登録できず
Google は 2021 年 12 月 8 日、Android タブレット、フォルダブルスマートフォン、ChromeOS など大画面向け OS の開発版(ベータ版)「Android 12L」第一弾(Android 12L Beta 1)を、「Android ベータプログラム」登録済 Google Pixel スマートフォンに対して提供開始しました。
「Android 12L Beta 1」は、「Pixel 3a」以降の Google Pixel スマートフォンで「Android ベータプログラム」に登録している場合、「Over the Air(OTA)」でアップデートが配信されます。ただし「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」については、まだ「Android ベータプログラム」の対象となっていません。
「Android 12L Beta 1」では、2021 年 12 月の Android セキュリティパッチ、機能と UX(ユーザーエクスペリエンス)の改善やバグフィックスや最適化、12L API(API レベル 32)、更新されたビルドツール、テスト用システムイメージが含まれています。
また「Android 12L」では、通知、クイック設定、ロック画面、概要、ホーム画面など、大画面デバイス用 UI に重点が置かれた仕様となっています。例えば、画面サイズが 600dp を超えるデバイスでは、通知シェードやロック画面など、画面領域を最大件に活かすために 2 列のレイアウトとなります。
「Android 12L」には新しいタスクバーも含まれていて、マルチタスクがより協力で直感的に進化。タスクバーにあるアプリアイコンをドラッグ & ドロップするだけで、簡単に分割画面仕様に切り替えることもできるようになっています。
このほか、「Android 12L」ではアプリの見た目自体も、大画面に最適化。よりアプリが見やすくなっています。
「Android 12L Beta 1」はシステムイメージなども用意されているので、手動でアップデートすることも可能です。
Source:Google