- Google、検索関連イベント「Search On 22(#SearchOn)」開催
- Google 検索に導入される新機能発表
- 検索入力途中のコンテンツ表示、検索トピックオプション表示機能、検索関連性が高いコンテンツの強調表示、検索結果表示刷新の合計 4 つ
Google は 2022 年 9 月 28 日(水)、毎年開催している Google 検索関連イベント「Search On(#SearchOn)」の 2022 年版「Search On 22」を開催しました。
今年の「Search On 22」では、Google 検索における今後提供予定の新機能が複数発表されました。新機能は主に、検索入力途中のコンテンツ表示、検索トピックオプション表示機能、検索関連性が高いコンテンツの強調表示、検索結果表示刷新の合計 4 つです。
これらの Google 検索新機能は、今後数か月掛けて順次提供開始される予定です。
検索入力途中のコンテンツ表示
Google 検索に新たに導入される検索入力途中のコンテンツ表示では、ユーザーが検索バーに検索キーワードを入力する際に、キーワードの入力途中であっても入力キーワードに対して関連性が高いと予想されるコンテンツが、カード型表示されるようになります。
検索キーワードを全て入力する前に、そのキーワードに対して答えにつながる可能性の高いコンテンツが表示されるため、ユーザーとして答えにたどり着くための所要時間が短縮されるという利点があります。一方でコンテンツクリエイターとしてみると、検索キーワード入力途中に表示されるコンテンツを勝ち取るためのパイの取り合いとなるでしょう。
また、検索キーワードに焦点を置くのではなく、検索トピックを考慮したコンテンツ作成も求められそうです。何にしろ、とても興味深い機能ですね。
検索トピックオプション表示機能
Google 検索に新たに導入される検索トピックオプション表示機能では、検索バーにキーワードの入力を開始した時点でキーワード入力に役立つ単語などの提案がオプション表示される便利機能です。
ユーザーはその提案された単語を利用して、自然で的確な検索キーワードを作成できるようになります。Google お得意の、Google 検索におけるサジェスト機能ということです。
検索関連性が高いコンテンツの強調表示
Google 検索に新たに導入される検索関連性が高いコンテンツの強調表示では、検索キーワードに対して最も関連性が高く役立つコンテンツ強調表示されるようになります。
例えば旅行で訪れようとしている都市名を Google 検索した場合に、その都市に訪れたユーザーが投稿した「YouTube ショート」などのショート動画や、「WEB ストーリー」などのストーリーコンテンツが強調表示され、検索しているユーザーに対して役立つ情報をわかりやすく提供してくれるようになります。今後ますます、「YouTube ショート」や「WEB ストーリー」など、検索トピックを考慮した動的なコンテンツ作成が求められそうですね。
ちなみに Google 検索に新たに導入される検索関連性が高いコンテンツの強調表示は、表示されるトピックやコンテンツを新たに追加したり、逆に削除も可能となる模様。つまり、Google 検索がよりユーザーごとにパーソナライズされていきます。
検索結果表示刷新
最後に、Google 検索は今後、検索結果表示が刷新されます。
刷新される検索結果表示では、テキストコンテンツ、画像、動画などのコンテンツ形式に関係なく、検索キーワードに対する最も関連性が高いコンテンツ表示されます。また検索結果ページをスクロールすることで、検索トピックに関連するより多くのコンテンツが表示されます。
コンテンツクリエイターとしては、検索キーワードに焦点を置いたコンテンツ作成の時代がついに終わりを迎えそうですね。
「Google」アプリリンク
Source:Google