- Google Japan、検索関連イベント「Search On 22(#SearchOn)」で発表された「マルチ検索」の日本語対応を正式発表
- 今後数か月で日本語を含む 70 以上の言語に対応へ
- より自然な表示に進歩する「Google レンズ」画像翻訳機能も対応へ
Google 日本法人 Google Japan は 2022 年 9 月 29 日(木)、昨夜 2022 年 9 月 28 日(水)海外開催 Google 検索関連イベント「Search On(#SearchOn)」の 2022 年版「Search On 22」にて発表された Google 検索関連新機能の日本対応を発表しました。
日本に対応する Google 検索新機能は、「Google レンズ」の「マルチ検索」と、より自然な表示に進歩する「Google レンズ」画像翻訳機能です。
「Google レンズ」の「マルチ検索」はもともと、2022 年 4 月に Google から発表されていた、「Google レンズ」の画像認識にさらにテキストを使用してカスタム検索が可能となる新機能です。例えば雑誌に掲載されているオレンジカラーのドレス写真を「Google レンズ」で読み取ってそのドレスそのものか似たデザインのドレスが販売されている EC サイトを探したあとに、さらにテキスト検索で “グリーン” と付け加えることで、グリーンカラーの同デザインドレスを探すことができます。
「Google レンズ」の「マルチ検索」は、進歩した最新の人工知能と次世代検索「MUM」によって実現した新機能として、2022 年春頃よりすでに米国にてベータ版が提供中。そしてこの「Google レンズ」の「マルチ検索」が、今後数か月以内に日本語を含む 70 以上の言語に対応します。
今後数ヶ月で日本語を含む 70 以上の言語に対応する予定です。
さらに「Search On 22」では、画像内に表示されているテキストを認識しつつさらに対象言語に翻訳してくれる「Google レンズ」の画像翻訳機能の、機械学習の大幅な進歩によるより自然な表示も発表されているのですが、こちらも日本で利用出来るようになる予定です。
ちなみにこの機械学習による「Google レンズ」の画像翻訳機能の進歩は、敵対的生成ネットワーク「GEN(generative adversarial networks)」とも呼ばれるソリューションで、Google オリジナルプロセッサ「Tensor」搭載 Google Pixel スマートフォンの「Google フォト」専用編集ツール「消しゴムマジック」を、さらに強化するのに役立つ模様。これらを応用した新機能は、今年後半に正式リリースされます。
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Source:Google Japan