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Project Relate

Google発話障がい者向け「Project Euphonia」さらに改善へ

  • Google、「Project Euphonia」の「Speech Accessibility Project」参加を発表
  • 「Project Euphonia」参加者は「Speech Accessibility Project」に音声データを共有可能に
  • Android 用発話障がい者向けアプリ「Project Relate」などの改善に貢献(日本語、フランス語、ヒンディー語、スペイン語も対応へ)

Google は 2022 年 10 月 4 日(火)、脳卒中、ALS、脳性麻痺、外傷性脳損傷、パーキンソン病などによる発話障がいを患う方の音声を「Google アシスタント」に認識させるプロジェクトとして 2019 年に立ち上げた「Project Euphonia(プロジェクト ユーフォニア)」の、「Speech Accessibility Project」参加と「Project Euphonia」のさらなる改善を発表しました。

「Speech Accessibility Project」は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(The University of Illinois at Urbana–Champaign)の研究者と、Amazon、Apple、Meta、Microsoft、そして Google のテクノロジー系世界大手 5 社が参加し主導する、自動音声認識「ASR(Automated Speech Recognitio)」改善プロジェクト。発話障がい者のための音声データ作成が、目的とされています。

Google は「Project Euphonia」を立ち上げて以来、非標準音声をより正確に理解し標準音声認識システムに適応させることで、最終的にエラー率を平均 80% 以上(中央値)も削減できたとしています。ちなみに「Project Euphonia」の元で産まれた Android 用発話障がい者向けアプリ「Project Relate」は、現時点では英語のみの対応となっていますが、将来的に日本語、フランス語、ヒンディー語、スペイン語でも利用出来るようになることも、2022 年 5 月に発表されています。

さらに「Speech Accessibility Project」への参加に伴い「Project Euphonia」参加者は、録音した音声データのコピーを簡単に「Speech Accessibility Project」に共有できるようになります。共有された音声データは、「Project Euphonia」や「Project Relate」のさらなる改善に役立てられます。

Source:Google

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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