- Google、軽量版 OS「Android 13(Go Editon)」正式発表
- 新機能「Google システム アップデート」「Google Discover」「Material You(ダイナミックカラー)」実装
- 2023 年に「Android 13(Go Editon)」搭載デバイス登場へ
Google は 2022 年 10 月 19 日(水)、2017 年より主に新興国向けとして提供を開始したスマートフォン軽量 OS「Android Go Edition」の次世代 Android OS「Android 13」版「Android 13(Go Edition)」を正式発表しました。
「Android 13(Go Edition)」は以前、開発者向けブログ「Android Developers Blog」内で仮発表されていたのですが、今回が正式な発表となります。
Google は「Android 13(Go Edition)」の正式発表に合わせて、3 つの新機能を発表しています。その新機能は、「Google システム アップデート」導入、ホーム画面←スワイプによる「Google Discover」表示、次世代マテリアルデザイン「Material You」の「ダイナミックカラー」導入です。
「Google システム アップデート」
「Google システム アップデート」は、Android OS の「Google Play システム アップデート」のほか、「Google Play 開発者サービス」アプリと「Google Play ストア」アプリの各アップデートにて提供される、Android OS システムの新機能や改善の総称です。
軽量版 OS「Android Go Editon」ではこれまで、セキュリティアップデートや OS メジャーアップデートなどが主なソフトウェアアップデートとなっていたのですが、Google 主導で配信する「Google システム アップデート」が「Android 13(Go Edition)」に導入されることにより、ソフトウェアアップデートとは別に、デバイスを最新状態に保つことができるできるようになります。
「Google Discover」表示
「Google Discover」は、ユーザーの WEB コンテンツ回覧履歴やアプリ利用履歴などをもとに、ユーザーにパーソナライズされた WEB コンテンツをサジェスト表示してくれるコンテンツキュレーション機能です。
軽量版 OS「Android Go Editon」ではこれまで、軽量版アプリ「Google Go」から「Google Discover」を回覧することはできたのですが、「Android 13(Go Edition)」では新たにホーム画面左スワイプで「Google Discover」が表示されるようになります。要は、Google Pixel スマートフォンに導入されているホームランチャー「Pixel Launcher」と同等の仕様となるということです。
「Material You」
「Android 13(Go Edition)」でははじめて、次世代マテリアルデザイン「Material You」が導入されます。
そして「Material You」の代表的なデザイン機能である、壁紙のカラーリングに合わせてシステム配色が調整される「ダイナミックカラー」も導入。「Android 13(Go Edition)」版「ダイナミックカラー」は、4 色の中から壁紙に対応する配色が自動選択されます。
Source:Google