- 総務省、2021 年度(2022 年 3 月)末国内「5G」整備状況公表
- 全国人口カバー率は 93.2%
- 岩手、鳥取、高知、大分、鹿児島の 5 県は 80% 未満
日本行政機関「総務省」は 2022 年 10 月 21 日(金)、NTT ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルの国内 MNO 4 社からの報告に基づいた 2021 年度(2022 年 3 月)末次世代通信規格「5G」整備状況を公表しました。
2021 年度末の「5G」全国人口カバー率は、93.2% となった模様。また、各都道府県別の「5G」人口カバー率は、都道府県すべてで 70% を超えました。
ちなみに、日本における「5G」全国人口カバー率目標は、2022 年度末で 95%、2025 年度末で 97%、2030 年度末で 99% となっています。
2021 年度末「5G」人口カバー率は、岩手、鳥取、高知、大分、鹿児島の 5 県が、ほかの地域よりも著しく低く、80% 未満となっています。また全国的に見て、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の九州地方は、福岡と沖縄以外が軒並み低め。今後はこの辺の地域の「5G」整備促進が、課題となってくると予想されます。