- SwitchBot、スマートホーム標準規格「Matter」の特設ページ公開(英語)
- 2023 年 3 月の「SwitchBot ハブ 2(SwitchBot Hub 2)」発売と共にまず「SwitchBot ロック」が「Matter」サポートへ
- ほかにも「SwitchBot ロック」などが「Matter」サポートへ
スマートスイッチ「SwitchBot ボット」やカーテンスマート化 IoT「SwitchBot カーテン」、スマートライト「SwitchBot 電球」などを提供するスマートホームメーカー SwitchBot は、スマートホーム標準規格「Matter」の特設ページを公開しました。
SwitchBot は 2023 年 1 月上旬にラスベガスで開催されている世界家電見本市「CES 2023」にて、「Matter」サポート新製品「SwitchBot ハブ 2(SwitchBot Hub 2)」を発表済み。今回 SwitchBot によって公開された「Matter」特設ページでは、「Matter」の解説や「SwitchBot ハブ 2」を中心とした SwitchBot 製「Matter」サポート予定製品の紹介などが行われています。
SwitchBot の「Matter」特設ページは英語表記ですが、ページ内翻訳を用いれば日本語でも回覧可能。内容も難しくないので、「Matter」について事前に予習したい方は必見です。
「Matter」は、「Google Home(Google アシスタント)」「Amazon Alexa」「Apple HomeKit」「Samsung SmartThings」といった各メーカーのスマートホームエコシステムの非互換性を排除するスマートホーム統一規格です。「Matter」をサポートするスマートホーム製品は、「Matter」をサポートするスマートホームエコシステムからホームネットワークに登録し、そして制御することができるようになります。
例えば SwitchBot 製品の場合、これまではまず「SwitchBot」アプリから SwitchBot 製品を登録しつつ、Wi-Fi ネットワークをサポートしている「SwitchBot ハブミニ」を介して SwitchBot アカウントを「Google Home」などのスマートホームエコシステムに紐づけることで、「Google Home」による SwitchBot 製品の制御が可能となっていました。しかし「Matter」サポート SwitchBot 製品では、「Google Home」などのスマートホームエコシステムから直接スマートホームへの登録を行い、制御ができるようになります。
SwitchBot の場合は、「Matter」をサポートする赤外線リモコン機能搭載スマートハブ「SwitchBot ハブ 2」か、もしくは「SwitchBot シーリングライト」シリーズといった Wi-Fi 対応製品をハブとして、「Matter」サポートが展開されます。
SwitchBot 製品の中でまず、カーテン IoT「SwitchBot カーテン」が、2023 年 3 月の「SwitchBot ハブ 2」発売と共に「Matter」をサポートします。またスマートロック「SwitchBot ロック」も「Matter」サポートに向けて、現在テスト中とのこと。このほかの SwitchBot も、「Matter」をサポートする予定です。
ただし赤外線リモコン機能搭載スマートハブ「SwitchBot ハブプラス」「SwitchBot ハブミニ」については、「Matter」非サポートとなる模様。「SwitchBot ハブプラス」「SwitchBot ハブミニ」を用いてスマートホームを運用しているユーザーが「Matter」に切り替える場合は、「SwitchBot ハブ 2」を購入するか、もしくは「SwitchBot シーリングライト」シリーズの「Matter」サポートを待つ必要があります。
Source:SwitchBot