- Google、Samsungとの初のハードウェア開発に伴うパートナーシップを締結
- Android / Android Auto / Wear OS / Google TV など様々なプラットフォームに対応するアプリ開発における一貫性の問題解決のため
- 「One UI 6.0」以降は Android のフォアグラウンドサービス API ポリシーに従って開発
Google は 2023 年 5 月 5 日(金)、ストレートデバイスや折りたたみ式デバイスなど、オープンソースな Android におけるイノベーション拡大と共に生まれるアプリ開発の課題を解決するために、ハードウェア開発に伴うパートナーシップを、サードパティーメーカーとして初めて Samsung と締結したと発表しました。
今回発表された Google と Samsung のパートナーシップ締結は、Android / Android Auto / Wear OS / Google TV など様々なプラットフォームに対応するアプリ開発における一貫性の問題解決のために行われています。例えば Android は様々な画面サイズのデバイスが各メーカーから発表されていますが、それに伴ってアプリ開発者はフォアグラウンドサービスを考慮しながらバックグラウンドでアプリを開発しなければならず、アプリ開発自体が困難になってきているわけです。
Samsung は、Galaxy 向けオリジナル UI「One UI 6.0」以降では Android のフォアグラウンドサービス API ポリシーに従って開発が進められていることも、今回明らかにしています。
ちなみに、先日 Google より「Google I/O 2023」に先んじて公開された Google Pixel 初の折りたたみ式デバイス「Pixel Fold」も、おそらく Samsung が関わっていると予想されます。今回の Google と Samusng のパートナーシップ締結発表も、おそらくは「Pixel Fold」正式発表に向けたものなのでしょう。
Source:Google