- Google、「Google マップ」新機能「ルートのイマーシブ ビュー」を今後数か月以内に提供開始
- 「ルートのイマーシブ ビュー」は AI によってストリートビューと航空写真を融合したデジタルモデル「イマーシブ ビュー」を利用したルート表示機能
- アムステルダム、ベルリン、ダブリン、フィレンツェ、ラスベガス、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミ、パリ、シアトル、サンフランシスコ、サンノゼ、ベニス、そして東京で展開
Google は 2023 年 5 月 10 日(水)、同日開催開発者向けイベント「Google I/O 2023」において、2023 年 2 月に発表した地図サービス「Google マップ」新機能「イマーシブ ビュー」を活用した「ルートのイマーシブ ビュー」を、今後数か月以内に提供開始すると発表しました。
「Google マップ」の「イマーシブ ビュー」は、高度な AI 技術「NeRF」によってストリートビューと航空写真を組み合わせつつ 3D データ化し、さらに現地のリアルタイムな天気や交通状況まで考慮され調整されたバーチャルマップ仕様のデジタルモデルです。同じようなサービスとして、昨年 2022 年 9 月より提供が開始された、ストリートビューと航空写真を融合しさらに天気や交通量も含めて AI で調整されリアルに近い 3D 型デジタルマップとしてスポットを表示してくれる「没入型デジタルマップ」がありますが、「イマーシブ ビュー」はスポットだけでなく、地図全体が 3D 型のデジタルマップとして表示される進化版となっています。
そしてこの「イマーシブ ビュー」を活用したルート表示機能が、「ルートのイマーシブ ビュー」です。「イマーシブ ビュー」状態で、ルートを表示してくれます。
また「タイム スライダー」機能も実装され、時間帯に応じた大気質や天気、交通状況などを確認可能。「タイム スライダー」は、過去データを基に AI によって予測が作成されるため、これから訪れるスポットの未来の状況まで確認することができます。
「Google マップ」新機能「ルートのイマーシブ ビュー」は今後数か月以内に、アムステルダム、ベルリン、ダブリン、フィレンツェ、ラスベガス、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミ、パリ、シアトル、サンフランシスコ、サンノゼ、ベニス、そして日本の東京で展開開始される予定です。
「Google マップ」アプリリンク
Source:Google