- Google、「Google 画像検索」にて AI 作成画像を特定する新ラベル「AI generated」提供へ
- AI 画像生成サービス「Midjourney」「Shutterstock」などで作成された AI 作成画像に対してラベル付与
- 画像のコンテキストを確認できる「この画像について(About this image)」も提供
Google は 2023 年 5 月 10 日(水)、同日開催開発者向けイベント「Google I/O 2023」において、「Google 画像検索」における AI 作成画像特定ラベル「AI generated」の提供を発表しました。
昨今、AI を使用した画像生成サービスが爆発的に人気を得ていますが、人気と同様に、フェイク画像などによる情報操作が懸念されています。AI 作成画像特定ラベル「AI generated」は、そんな情報操作に対する認識サポート機能です。
今後数か月以内に、AI 画像生成サービス「Midjourney」「Shutterstock」などで作成された AI 作成画像に対して、「AI generated」ラベル付与されるようになります。
また「Google 画像検索」では、昨年 2022 年に日本でも提供開始された Google 検索の検索結果詳細表示機能「About this result(この結果について)」と同様の画像検索結果詳細表示機能「この画像について(About this image)」も提供されます。「この画像について」では、画像および類似画像が最初に Google 検索にインデックスされた時期、最初にインデックスしたかもしれない場所、SNS などの他のオンラインプラットフォーム見られた場所などの情報が表示され、その画像が AI などを用いた二次創作画像かどうかなどを把握できるようになります。
「この画像について(About this image)」は、「Google 画像検索」結果上の[︙(メニュー)]アイコンや、「Google レンズ」での画像検索、スマートフォンで画像掲載ページ(コンテンツ)を表示している際の画面下部から上へのスワイプなどで表示可能。また 2023 年後半には、デスクトップ / モバイル「Chrome」ブラウザにて画像を表示している際に、右クリック / 長押しで表示することができるようになります。
Source:Google