- 「デジタル庁」、「スマホ用電子証明書(デジタルマイナンバーカード)」失効時の手続きを紹介するページを公開
- 端末を初期化しても「スマホ用電子証明書」のデータは残り続けるので注意が必要
- 機種変更 / 売却 / 譲渡などで Android デバイスを手放す時は「マイナポータル」アプリから適切に失効手続きを行う必要あり
日本政府機関「デジタル庁」は 2023 年 5 月 31 日(水)、2023 年 5 月 11 日(木)より Android デバイス向けに提供を開始した身分証明カード「マイナンバーカード」デジタル版「スマホ用電子証明書(デジタルマイナンバーカード)」の執行手続を紹介する専用ページ「スマホ用電子証明書を登録しているスマートフォンの利用をやめるときの手続」を公開しました。
Android デバイスに「スマホ用電子証明書」を登録したあとに、機種変更 / 売却 / 譲渡などで Android デバイスを手放す時は、適切に失効手続きを行う必要がある模様。ここで注意しておきたいのは、たとえデバイスを初期化したとしても、適切に失効手続きを行わないと「スマホ用電子証明書」のデータ自体は Android デバイスに残り続ける点です。
単なる初期化では「スマホ用電子証明書」のデータが残り続けるとはいえ、「スマホ用電子証明書」登録時に設定したパスワードがなければデータの回覧は不可となるのでそこまでリスクは高くありませんが、データが残ってしまっていること自体は良いことではないため、本来は初期化前に「スマホ用電子証明書」の失効手続を行うことが望ましいと言えます。そして「スマホ用電子証明書」の失効手続きは、「マイナポータル」アプリの[マイページ]から[失効]をタップし、指示に従って行います。
万が一、「スマホ用電子証明書」の失効手続きを行わずにデバイスを初期化してしまった場合は、「マイナポータル」アプリを再インストールしつつ「マイナポータル」アプリの[マイページ]を開くことで、残っていた古い「スマホ用電子証明書」データが削除されます。意外と安心 & 簡単です。
このほか、紛失 / 盗難 / 故障などで「スマホ用電子証明書」失効手続きを行えない場合は、「マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)」に電話をすることで、24 時間 365 日いつでも一時利用停止が可能です。ただし海外にて Android デバイスを紛失 / 盗難 / 故障などにあってしまった場合は、「マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)」の取り次ぎ不可となるため、国内の代理人に一時停止手続きを依頼する必要があります。ご注意ください。
アプリリンク
「マイナポータル」
「JPKI 利用者ソフト」
Source:デジタル庁