- 「Google ウォレット」のデジタル健康保険証機能が海外で解禁
- Google と英国営利健康保険会社 Humana はデジタル健康保険カードを開発中
- 生体認証や PIN 入力必須の[プライベート パス]ラベルが付与
Google は 2023 年 6 月 1 日(木)、日本でも 2023 年 3 月 16 日(木)に突如提供開始されたウォレットサービス「Google ウォレット」の新機能となる、デジタル健康保険証機能の解禁を発表しました。
「Google ウォレット」デジタル健康保険証機能はその名の通りで、「Google ウォレット」に健康保険証を追加できる便利サービスです。これにより、健康保険証をいちいち持ち歩く必要なく、スマートフォンの「Google ウォレット」から健康保険証を呼び出すことができるようになります。
Google はまず「Google ウォレット」デジタル健康保険証機能用として、英国営利健康保険会社 Humana とデジタル健康保険カードを開発中とのこと。また英国では、英国政府機関「歳入税関庁」が提供する「HMRC」アプリから、国民保険番号を「Google ウォレット」に保存できるようになります。
ちなみに「Google ウォレット」デジタル健康保険証機能は、単に「Google ウォレット」に健康保険証を追加して利用できるようになるだけではなく、機密情報も含まれたプライベートカードとなるため、追加 / 表示 / 使用時に生体認証や PIN 入力が必須となる[プライベート パス]ラベルが付与されます。
日本では、2023 年 5 月からは Android デバイスに「マイナンバーカード」を取り込むことができる「スマホ用電子証明書(デジタルマイナンバーカード)」も提供開始されていて、さらに 2024 年秋には「マイナンバーカード」に健康保険証が統合される予定となっているため、是非「Google ウォレット」に「マイナンバーカード」を取り込めるようにして欲しいですね。
「Google ウォレット」アプリリンク
Source:Google