- Android 版「Chrome」アプリに[広告プライバシー]設定がいきなり(順次)提供開始
- 「Chrome」アプリで表示される Google 広告に関するプライバシー設定
- 「Chrome」アプリで表示される Google 広告はユーザーのウェブサイト回覧履歴を元にして記録された興味関心を元に表示
Google ブラウザサービス「Chrome」の Android 版アプリに対し、2023 年 7 月下旬よりいきなり[広告プライバシー]設定が提供開始されました。
Android 版「Chrome」アプリの[広告プライバシー]設定は、Google が 2023 年 2 月中旬にベータ版の提供を発表した「Android 版プライバシー サンドボックス」の「Chrome」アプリ版にして正式版で、「Chrome」アプリ内で表示される Google 広告をある程度コントロールできる、ユーザープライバシー強化設定です。
Google では通常、ユーザーのウェブサイト回覧履歴などから興味関心を記録し、その興味関心に基づいて広告を表示します。Android 版「Chrome」アプリに新たに提供開始された[広告プライバシー]設定では、興味関心に基づいて記録された広告トピックのブロックはもちろん、訪れたウェブサイトについて興味関心有りとして記録される提案自体のブロックや、Google 広告を提供しているウェブサイトや広告主による広告効果測定のブロックなどを行うことができます。
またこの[広告プライバシー]設定は、Android 版「Chrome」アプリの[設定]→[プライバシーとセキュリティ]→[広告プライバシー]に格納されています。
Android 版「Chrome」アプリ新設定[広告プライバシー]は、端末ごとの順次提供です。「Chrome」でウェブサイト回覧時に表示される Google 広告が気になる方は、[広告プライバシー]設定を調整してみてはいかがでしょうか。
Chrome で表示される広告プライバシーの強化につい
ユーザーの選択の幅が広がる新たなプライバシー機能がリリースされます。
Chrome では、ユーザーの最近の閲覧履歴に基づいて興味関心のあるトピックを記録します。また、アクセスしたウェブサイトの情報からユーザーの好みを決定します。その後、ユーザーが訪れた別のウェブサイトにてパーソナライズド広告を表示させるために、これらの情報が求められます。ユーザーは、その際に提供するトピックやウェブサイトの情報を選択できます。