- Google「ダークウェブレポート」が日本国内で提供開始
- 当初は米国ユーザー向けに提供されていた機能
- 「Google I/O 2023」でグローバル展開が予告
2023 年 5 月開催開発者向けイベント「Google I/O 2023」にて予告されていた「Google One」有料プラン特典の「ダークウェブレポート」が、ついに日本国内でも提供開始されました。
Google が提供する「ダークウェブレポート」は、通常ではアクセスが困難な WEB 環境にて違法な情報を発信している「ダークウェブ」において、名前 / 住所 / メールアドレス / 電話番号 / 個人番号などの個人情報が漏洩していないかをモニタリングして知らせてくれたり、スキャンを行うことができるセキュリティ機能です。万が一「ダークウェブ」への情報漏洩が確認された場合、どのような行動を取るべきかの方法もお知らせしてくれます。
Google「ダークウェブレポート」は当初、米国における「Google One」有料プランの特典として提供されていたのですが、米国では Google(Gmail)アカウントを持つ全てのユーザーを対象に解禁されています。その後「Google I/O 2023」にて、一部のグローバル市場向けにも拡大提供されることも予告。
そしてついに、日本国内でも「ダークウェブレポート」が利用できるようになったわけです。ちなみに米国と日本のほか、オーストリア / オーストラリア / ベルギー / ブラジル / カナダ / デンマーク / フィンランド / フランス / ドイツ / アイスランド / インド / アイルランド / イスラエル / イタリア / メキシコ / オランダ / ノルウェー / 韓国 / スペイン / スウェーデン / スイス / 台湾 / 英国でも解禁されています。
Google「ダークウェブレポート」は、一般の Google アカウント向け機能と、「Google One」有料プラン特典とでサービス内容が分かれています。「Google One」有料プラン特典の「ダークウェブレポート」では、[名前][住所][電話番号][メールアドレス][SNS 等のユーザー名][パスワード]のプロフィール情報を登録することで、そのプロフィール情報が「ダークウェブ」に漏洩しているかどうかまでモニタリング可能です。
一般 Google アカウント向け「ダークウェブレポート」は簡易仕様として、「Google アカウント」の[セキュリティ]タブ内で提供されています。ちなみに、「Google Workspace」アカウントでは利用できません。
「Google One」有料プラン特典の「ダークウェブレポート」は、[特典]タブにある[ダークウェブ レポート]をタップして指示に従って進むことで、即座に利用可能です。
「Google One」アプリリンク
Source:Google