- Google、「YouTube」上で発信される医療情報に対する誤報ガイドライン適用を発表
- 「YouTube」の医療誤報ガイドラインは予防 / 治療 / 否定の 3 つのカテゴリに分類へ
- まずはがん治療に対する誤情報など発信する有害コンテンツを順次削除
Googleは 2023 年 8 月 15 日(火)、動画サービス「YouTube」上で発信される医療情報に対する誤報ガイドライン適用を発表しました。
「YouTube」の医療誤報ガイドラインは適用、十分に研究された科学的合意のある分野を否定するような、人々に害を及ぼす可能性のある陰謀論じみた情報を発信するコンテンツを排除しつつ、ユーザーが正しい医療情報を発信する高品質なコンテンツにたどり着きやすくするための施策です。実際に医療誤報ガイドラインでは、医療情報発信コンテンツを予防 / 治療 / 否定の 3 つのカテゴリに分類して整理し、その地域の保健当局や「世界保健機関(WHO)」の見解と矛盾する情報を発信する動画コンテンツに対しては、動画やチャンネル削除などの厳しい措置が適用されます。
そしてまずは本日 2023 年 8 月 15 日(火)より、がん治療に対する誤情報など発信する有害コンテンツは順次削除されます。これは、保健当局や「WHO」が推奨しないがん治療法を推奨したり、逆に保健当局や「WHO」が推奨する治療法を否定するような有害コンテンツが含まれます。
Google はその例として、「ニンニクはガンを治す」や、「放射線療法の代わりにビタミン C を摂取するのが良い」などを主張するコンテンツがが削除される旨が紹介されています。ワクチン反対派が発信する有害コンテンツなども、そのうち消えてなくなってくれるのでしょう。期待しかありません。
Source:YouTube