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沖縄名護コミュニティバス「なご丸」タッチ決済ブランド拡大

  • 名護コミュニティ EV バス「なご丸」、クレジットカードタッチ決済対応ブランド拡大
  • 「Visa(Visa のタッチ決済)」に加え「JCB(JCB のタッチ決済)」「American Express(アメックスのタッチ決済)」「Diners Club(ダイナースクラブ コンタクトレス)」「DISCOVER(DISCOVER Contactless)」を利用可能に
  • 「なご丸」は 2023 年 9 月 17 日(日)より運行開始(2024 年 3 月 31 日まで)

株式会社ジェーシービーは 2023 年 9 月 15 日(金)、明後日 2023 年 9 月 17 日(日)より沖縄県名護市で運行を開始する名護コミュニティバス「なご丸」におけるクレジットカードタッチ決済対応ブランド拡大を発表しました。

「なご丸」は、名護市の中心部を右回り / 左回りの双方向運行で円形に循環する、電気バス(EV バス)を利用した環境配慮のコミュニティバスです。運賃は、大人 200 円 / 学生 100 円の一律価格で、コミュニティバスということで高齢者や障がい者は無料で乗車できる点も特徴となっています。

「なご丸」ルートマップ

そんな「なご丸」の支払い方法は当初、現金か、沖縄 IC カード株式会社が沖縄県内で提供する利便性も超絶低い沖縄ドメスティック交通系電子マネー「OKICA」、そして Visa 提供のクレジットカード決済「Visa のタッチ決済」が用意されていたのですが、新たに「JCB(JCB のタッチ決済)」「American Express(アメックスのタッチ決済)」「Diners Club(ダイナースクラブ コンタクトレス)」「DISCOVER(DISCOVER Contactless)」の各クレジットカードタッチ決済も利用できるようになりました。

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「なご丸」支払い方法

沖縄ドメスティック交通系電子マネー「OKICA」は、「Suica」や「PASMO」といった全国対応の交通系電子マネーとは異なり、「OKICA」に独自対応する決済端末でないと利用できないという、ビックリするほど利便性のクソ低い、ある意味 “なんちゃって交通系電子マネー” です。「OKICA」は沖縄都市モノレール「ゆいレール」や、県内を走る路線バス / 高速バス、そして現地を走るタクシーや一部加盟店舗で利用できますが、コンビニで利用できないなど、その存在意義を疑ってしまうほどに使い道が限られているアホアホ電子マネーとなっています。

「ゆいレール」こそは約 3 年半前の 2020 年 3 月からようやく「Suica」「PASMO」「PiTaPa」「ICOCA」「はやかけん」「Kitaca」「manaca」「TOICA」「nimoca」「SUGOCA」の各交通系 IC カードに対応したものの、それ以降、例えば路線バス / 高速バスなどの別の公共交通機関への各交通系 IC カードの広がりは見せていません。

ちなみに私自身、沖縄の拠点から那覇空港に向かう際に高速バスを利用するので「OKICA」カードを持っていますが、他の乗客が「OKICA」を持っているシーンをほぼ見かけないどころか、運転手にさえ乗車時に “整理券取ってください” と言わることも珍しくありません。いやこっちは専用読取端末機に “ピッ!” ってしてますけど!

ということで、現地の事情で沖縄公共交通機関はまだまだ使いづらい状況となっていますが、そんな中でクレジットカードタッチ決済に対応した「なご丸」は、正に英断。しかも EV。そして沖縄北部の名護市。称賛です。

「なご丸」運行期間中に、是非私も NFC / Wear OS 版「Google ウォレット」を活用して乗車してみたいと思います。

Source:PR Times

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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