Google カレンダー「予約スケジュール」最小枠15分→5分に

「Google カレンダー」の「予約スケジュール」最小枠が 15 分から 5 分に
WEB 版「Google カレンダー」にて「予約スケジュール」のカレンダー非表示オプションも提供
2023 年 10 月 3 日（火）より順次展開

Google が 2023 年 6 月下旬に発表し、2023 年 7 月 19 日（水）前後よりついに一般提供を開始した、カレンダーサービス「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能。

その「Google カレンダー」の「予約スケジュール」に対する新機能を、2023 年 10 月 3 日（火）に Googel が発表しました。「予約スケジュール」新機能は最小枠の変更で、これまでの 15 分から新たに 5 分となりました。つまり、新たに 5 分～ 14 分ごとの「予約スケジュール」受付が可能となります。

キタ！Google カレンダー「予約スケジュール」一般提供

「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能一般提供開始。これまでフリーランスや中小企業向...

https://jetstream.buzz/archives/174081

「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能は、「H◯T PEPPER」や「楽天ト◯ベル」などの有料プラットフォームに依存せずに無料で自前の予約サービスを導入したい個人店やフリーランス、中小事業者にとっての神機能で、いわゆる「Google カレンダー」活用の予約受付システムです。

「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能は当初、フリーランスや中小企業向け有料アカウント「Google Workspace Individual」向けサービスとして 2021 年より提供されてきたのですが、2023 年 7 月より個人ユーザーでも利用できるようになりました。事前に「Google カレンダー」に予約可能枠として空き枠を設けておき、HP や SNS などで公開スケジュールとして共有しておくことで、お客様や他のユーザーがその空き枠を確認しつつ、「Google Meet」ビデオ会議 / 対面会議 / 電話 / なし（後で指定）の予約を行うことができます。

「予約スケジュール」の空き時間は、予約受け付け時間の指定はもちろん、予約枠の長さ（5 分～）、予約を受け付ける曜日、予約を受け付ける期間など、細かく指定することが可能。予約受付終了時間も指定できるので、予約受付終了時間を設けることで、当日 or 直前予約を防ぐことや、逆に直前の予約を受け付けることも可能です。

つまり「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能は、例えば、何らかのコンサルティングを行っているフリーランスの方がコンサルの受付を行ったり、占い師の方がオンライン占いの受付を行ったり、美容院やフリーの美容師が自前の予約システムを構築したりなど、様々なシーンて活用できるわけです。ただし予約と同時に決済を行うことができるようなシステム連携は実装されていないため、代金を徴収する場合は別途方法を考える必要があります。

とはいえ、「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能で仮予約受付を行いつつ、銀行振込やクレジットカード決済用 URL からの決済確認後に予約確定にするなどの運用で賄うことも可能。そして「Google カレンダー」の「予約スケジュール」機能は、もちろん無料で利用可能です。