- Google、DM 等で一日に 5,000 通以上のメールを「Gmail」宛に送信する企業等のアカウントに対する新要件導入を発表
- 2024 年 2 月までに「DKIM 認証」への対応や DM のワンクリック購読解除機能の実装を要件として新設
- 対応しない場合は迷惑メール扱いに
Google は 2023 年 10 月 3 日（火）、ダイレクトメール（DM）等で一日に 5,000 通以上のメールを「Gmail」アドレス宛に送信する企業等のアカウントに対する新要件導入を発表しました。
「Gmail」は現状も 99.9% のスパム / フィッシング / マルウェアといった、いわゆる迷惑メールのブロッキングを行っていますが、今後導入する新要件にて、さらに迷惑メールの届かない安全なメールサービスへとレベルアップします。そしてその新要件は、「DKIM 認証」への対応、DM のワンクリック購読解除機能実装、明確なスパムレートのしきい値の適用の 3 つです。
「DKIM 認証」は、なりすましを防ぐための標準的なデジタル署名認証方式です。DM のワンクリック購読解除機能実装は読んで時のごとくで、受信メールから DM の購読をワンクリックで解除できる機能の実装が義務付けられます。
明確なスパムレートのしきい値適用は対応が義務化されるものではなく、業界初の厳しいスパム判定が導入されるということで、例え「DKIM 認証」や DM のワンクリック購読解除機能を実装していたとしても、エンドユーザーにとって不要なメールと判断された時点でスパム認定されるようになります。
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「Gmail」、現状も確かに明確な迷惑メールはほぼ受信しないようになっていますが、今後さらに安心できるメールサービスへと刷新されます。
Source：Google
