「Chrome」アドレスバーに5つの改善導入

Google は 2023 年 10 月 18 日（水）、「Chrome」ブラウザのアドレスバーに導入する 5 つの改善を発表しました。

「オートコンプリート」自動補完性能向上

「Chrome」ブラウザのアドレスバーには、入力した文字の先頭部分を認識して以降入力される可能性のある文字を予測提案してくれる「オートコンプリート」機能が実装されています。

ただこれまでの「オートコンプリート」は、先頭の文字が正しく入力された場合のみ機能していました。しかし今後、以前の検索履歴を参考に、より自動補完性能が向上します。

例えば以前「Google フライト」を検索していた場合に、以後「フライト」と入力すると「Google フライト」が「オートコンプリート」として提案されるようになります。この「オートコンプリート」の自動補完性能向上は、デスクトップ版「Chrome」で導入されます。

入力ミス自動修正

「Chrome」のアドレスバーに URL を入力する際にスペルを間違えていた場合、そのスペル間違いが検出され、以前アクセスした WEB サイトに基づいて正しいスペルに該当する WEB サイトを提案してくれる入力ミス自動修正機能が導入されます。

この「Chrome」の入力ミス自動修正機能は、Android / iOS / WEB 版「Chrome」に導入されます。

ブックマークフォルダ内検索

「Chrome」アドレスバーから、ブックマークフォルダ内を直接検索できるようになります。

「Chrome」アドレスバーにブックマークフォルダ名を入力するだけで、そのブックマークフォルダ内に格納されている WEB サイトコレクションが候補として表示されます。この機能は、Android / iOS / WEB 版「Chrome」に導入されます。

人気サイト提案

アクセスしたことがない人気サイトや、その人気サイトにアクセスしようとしてアドレスバーにキーワードや URL を入力しつつも URL を間違えていた場合でも、「Chrome」がそれらを認識しつつアクセスしようとしている人気サイトを提案してくれるようになります。

例えば、「Google Earth」にアクセスしたことがない場合でも、「Googleear」などと入力した場合に「Google Earth」が提案されます。

レイアウト改善と応答性向上

WEB 版「Chrome」アドレスバーのレイアウトが改善され、さらに応答性も向上。

キーワードを入力すると、「オートコンプリート」などが即座に機能するようになります。

Source：Google