- Wear OS スマートウォッチが「プッシュプロビジョニング(Push Provisioning)」に対応
- クレジットカード会社や銀行などのアプリから Wear OS スマートウォッチ(Google ウォレット)に直接カードを登録可能に
- 「Google Play 開発者サービス」アプリ v23.42 以降より
Google は 2023 年 10 月 25 日(水)、Android デバイスのセキュリティと信頼性を高めるための新機能を含んだ「Google システム アップデート」の最新情報にて、Wear OS スマートウォッチの「プッシュプロビジョニング(Push Provisioning)」対応を発表しました。
「プッシュプロビジョニング」は、クレジットカード会社や銀行などのアプリから Android デバイスや Wear OS スマートウォッチの「Google ウォレット」アプリに直接カードを登録できる機能です。実際には、アプリ側が専用インターフェース「Push Provisioning API」を導入することで、この機能が実現します。
Android デバイスにおける「Google ウォレット」へのカード追加は、「Google ウォレット」アプリからカードを読み取るか、「プッシュプロビジョニング」対応のクレジットカード会社 / 銀行アプリから直接追加する方法が用意されています。一方で Wear OS スマートウォッチの場合はこれまで、Android 版「Google ウォレット」アプリに追加したカードを改めて Wear OS 版「Google ウォレット」アプリに追加する必要がありました。
しかし Wear OS スマートウォッチが新たに「プッシュプロビジョニング」に対応することで、クレジットカード会社や銀行などのアプリから Wear OS スマートウォッチ(Google ウォレット)に直接カードを登録できるようになります。これは、「Google Play 開発者サービス」アプリ v23.42 以降で対応する予定です。
おそらく今後、クレジットカード会社や銀行などのアプリが Wear OS スマートウォッチへの直接カード登録に対応してくると予想されます。
「Google Play 開発者サービス」アプリリンク
Source:Google