- Android 版「Google ウォレット」アプリに交通パス直接保存機能が提供
- 交通機関サイトなどで購入したデジタル交通パスを直接 Android 版「Google ウォレット」アプリに保存可能に
- デジタル切符表示にも対応
Google は 2023 年 10 月 26 日(木)、Android 向けモバイル決済サービス「Google ウォレット」アプリに交通パス直接保存機能を提供すると発表しました。
Android 版「Google ウォレット」アプリに提供される交通パス直接保存機能は、交通機関サイトなどで購入したデジタル交通パスを、直接 Android 版「Google ウォレット」アプリに保存できる機能です。カードへのチャージやオートチャージにも対応し、取引履歴も確認することが可能です。
Android 版「Google ウォレット」アプリに提供される交通パス直接保存機能は今のところ、スペインのマドリードにおける交通機関利用者向けに展開が開始されていて、間もなく米国ワシントン州シアトルやピュージェット湾交通機関「ORCA」の交通カードも対応する予定です。
このほか、Android 版「Google ウォレット」アプリではデジタル切符表示にも対応します。こちらは、フランス国鉄「SNCF」、ドイツ公共交通機関「HVV」、イタリア鉄道「Italo」などで利用可能です。
これら Android 版「Google ウォレット」アプリの交通パス直接保存機能やデジタル切符機能は、すでに「Suica」「PASMO」などのドメスティック交通系 IC カードサービスや NFC タッチ決済が発展している日本の公共交通機関ではあまり親和性はありませんが、海外旅行に行く際などには重宝する機能かもしれません。
「Google ウォレット」アプリリンク
Source:Google