- Google、Android 版「Google ウォレット」アプリにおける NFC タッチ決済の乗車履歴機能を導入
- Android 版「Google ウォレット」アプリ上で乗車履歴や利用料金を確認可能に
- さらに交通機関から直接遅延情報なども受け取り可能に
Google は 2023 年 10 月 26 日(木)、Android 向けモバイル決済サービス「Google ウォレット」アプリにおける新機能として、NFC タッチ決済を利用した乗車履歴機能を導入すると発表しました。
「Google ウォレット」の乗車履歴機能は、例えば「Visa のタッチ決済」を利用して乗降車した乗車履歴や利用料金を確認できる機能です。現状では利用日と利用料金をクレジットカード会社が提供するカード利用履歴から確認することはできますが、乗降車区間などまでの確認はできません、
しかし今後、Android 版「Google ウォレット」アプリ上で乗車履歴や利用料金を確認できるようになります。さらに、交通機関から直接遅延情報なども受け取れるようになる模様です。
この機能はまず 2023 年後半より、英国のブライトンバスとホーブバスで利用できるようになります。また 2024 年中には、さらに多くの都市に提供が拡大されます。
ちなみに日本における「Visa のタッチ決済」などの NFC 決済を用いた乗降車履歴確認は、QUADRAC が提供する乗降利用履歴確認サービス「Q-move」に登録しておくことで利用可能です。今後 Android 版「Google ウォレット」アプリの乗車履歴機能が国内提供された場合、「Q-move」との棲み分けがどうなるのか、気になるところ。
「Google ウォレット」アプリリンク
Source:Google