- 「総務省」、「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」を公表
- 面倒な乗り換え手続きが不要な「MNP ワンストップ」を促進へ
- 「MNP ワンストップ」未対応の大手 MVNO に対して早期導入に向け働きかけ
日本政府機関「総務省」は 2023 年 11 月 7 日（火）、携帯電話の料金やサービスの競争促進が盛り込まれた「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」を公表し、2023 年 5 月 24 日（水）10 時より提供を開始した MNP 予約番号発行不要の新しい MNP 転入手続き「MNP ワンストップ申請（MNP ワンストップ）」の促進案を公開しました。
「MNP ワンストップ」は、ユーザーがケータイキャリア乗り換えを行う場合にこれまで必須となっていた MNP 予約番号の発行不要で、乗り換え先キャリアの WEB サイトから MNP 転入契約を行うだけで MNP 転出と MNP 転入の手続きが同時にできる、画期的な MNP 乗り換えシステムです。これまでの、MNP 転出手続き（MNP 予約番号発行）と MNP 転入手続きの 2 回の手続きを行う「ツーストップ方式」に対し、たった 1 回の手続きで MNP 乗り換えが完了する「MNP ワンストップ」というわけです。
https://jetstream.buzz/archives/171559 
今回「総務省」が公表した「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」の中の「MNP ワンストップ」促進案では、認知度 14% という現状の「MNP ワンストップ」に対する一般的な認知度の低さや、現状 MNO 4 社（NTT ドコモ / KDDI / ソフトバンク / 楽天モバイル）と MVNO 2 社（日本通信 / オプテージ）の合計 6 社しか「MNP ワンストップ」を提供していないことを踏まえ、「MNP ワンストップ」認知向上に向けた広報活動や「MNP ワンストップ」未提供の大手 MVNO に対する早期導入の働きかけなどの案が盛り込まれています。とはいえ、具体的な認知度目標や「MNP ワンストップ」未提供の大手 MVNO の「MNP ワンストップ」提供開始時期などは、今のところ公開されていません。
あくまでも、今度「MNP ワンストップ」の認知向上とサービス提供拡大を目標とすることが発表されただけです。
Source：総務省
